モノクロカメラ(L画像)とカラーカメラ(RGB画像)の合成

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  • #7855 返信
    でもよかった
    ゲスト

    いつもYoutubeやブログを拝見してお世話になっております。教えてください。私、ASI 533MM(L画像)と533MC(RGB画像)をミックスするのを先日試みました。質問はそのLRGB合成なんですが、PixInsightでWBPPのfilesに533MMと533MC成分を全部放り込みRunさせました。これでよろしいですか?post-process configurationがDebayer:Combined RGB colorとなっているのを見て、自動でLRGB合成をやってるのではと考えたのですが?

    #7856 返信
    でもよかった
    ゲスト

    calibration画面はこちらですcalibration画面

    #7857 返信
    でもよかった
    ゲスト

    post-process画面post-process画面はこちら

    #7858 返信
    でもよかった
    ゲスト

    できたmaster files はこちらmaster files

    #7859 返信
    でもよかった
    ゲスト

    master filesの2つのうち下の方をクリックした画像がこちらです。
    白く囲った部分を見ると
    斜めに傾いてます、モノクロとカラーを重ねているように見えますが、つまり、LRGB合成を自然とやってるのではと考えました。 

    #7861 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    でも よかったさん、ご質問をありがとうございます。

    私は一つのカメラの画像をWBPPを使っていましたが、貼っていただいたスクリーンショットを拝見すると、異なるカメラの画像でも、Dark、Flatはそれぞれカメラごとに対応したDark、Flatを正しく適用できるのですね。これは便利です。勉強になりました。

    WBPPを実行すると、貼っていただいた3つ目の画像のようにL画像とRGB画像ができます。これは位置合わせは済んでいますが、LRGB合成はまだ行われていません。最後の画像で斜めになっているのは位置合わせの結果です。

    LRGB合成はストレッチを済ませたノンリニアフェーズで行う必要があります。以下に手順を書きますね。

    ◼️リニアフェーズの処理
    L画像とRGB画像に対して、それぞれABE/DBEでかぶり取り処理や、RGB画像については色合わせもします。またDeconvolutionなどリニアフェーズに実施する処理はこの段階で実施します。

    ◼️RGB Working Space
    RGB画像にはRGBWorking Spaceという処理でRGBの比率を1:1:1にしてください。見た目には変わりませんが、内部的にL画像を作り出すときの比率を指定します。通常のカラーカメラで撮影した場合に、Gの割合が多いことがあるのでこれを実行しておきます。上述したようにこれはL画像を作り出す時のパラメータですので、見た目に影響はありません。LRGB合成の前ならばいつやってもオッケーです。RGBWorking Spaceで1をRGBに入力すれば大丈夫です。

    ◼️ストレッチ
    個別にストレッチします。その時、L画像とRGB画像はほとんど同じくらいの明るさにストレッチしてください。RGB画像に対して、Ctrl + Shift + LをするとRGB画像に対するL情報が見れるので、それとL画像が同じくらいの明るさくらいになるように調整してください。Histogram Transformationでヒストグラムの形を近くするのも有効です。

    ◼️LRGB合成
    LRGBcombinationを起動して、L画像を指定します。RGBはチェックをオフにします。これをRGB画像に適用します。繰り返しになりますが、LRGB合成はストレッチ済みの画像で実行してください。

    詳細なフローはこちらを参照ください。わからないことがあったら、お気軽にご質問ください!
    https://masahiko.me/pixinsight-lrgb-flow/

    #7862 返信
    でもよかった
    ゲスト

    ありがとうございました。試行してつまずいたらまた質問させてください。

    #7871 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    もちろん、いつでもご質問ください。LRGBは奥が深くて、私もかなりやり方を変えています。ブログでも発信していきますね。

    #7900 返信
    でもよかった
    ゲスト

    結果をご報告します。

    ASI533MCの画像(左)とASI533MMの画像(右)は1枚目です。

    ASI533MCの画像をRGBとし、ASI533MMの画像をLとし

    教えていただいたLRGB combinationによって合成させた画像が2枚目の左側です、右側は

    ASI533MMの画像そのままです。そして3枚目はPhotoshopで仕上げた画像です。

    ASI533MCの画像(左)とLRGB合成した画像との間に違いが見られるように

    ASI533MCの画像(1枚目左側)を作る際WBPPに放り込む枚数を5枚にしました。

    ASI533MMの画像(1枚目右側、2枚目右側)を作る際WBPPに放り込む枚数は30枚です

    #7901 返信
    でもよかった
    ゲスト

    #7902 返信
    でもよかった
    ゲスト

    #7906 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    ありがとうございます。
    ヒゲもしっかり出て、立派ならせん星雲ですね。

    投稿いただいた画像は少し小さめなので、1枚目と2枚目の左側に差が見えにくいのですが、実際はLRGB合成した結果、変化はありましたでしょうか。

    #7913 返信
    でもよかった
    ゲスト

    コメントありがとうございます。

    その差は見えにくいですね。よくみますとありそうなぐらいですね。Pixinsight は初心者ですので、バイブル本をパソコンキーボード横に置いて、他の処理も勉強して行きたいと思います。

    #7928 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    そうでしたか。モノクロカメラではLRGB合成の後は、雰囲気が大きく変わるので、少し不思議です。ASI533MCが優秀なので、モノクロカメラとの差が小さいのかもしれないですね。

    #10384 返信
    てぐみん
    ゲスト

    はじめまして、てぐみんです

    よろしくお願いします。

    WBPPで処理の途中で

    Plate solving reference frames faild

    と出て処理が止まります

    Cancelすれば処理を再開して、ファイルも出来るのですが

    何が問題でしょうか?

     

    画像はモノクロで、CFA imageは入れていません

     

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返信先: モノクロカメラ(L画像)とカラーカメラ(RGB画像)の合成で#7858に返信
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