異なる露光時間のスタックについて。

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  • #8293 返信
    清水儀雄
    ゲスト

    初めまして。

    タイトルの件ですが、5secと180secをスタックする場合、Exposure Toleranceの値を180にしましたが5secと180secに分割して処理されてしまいます。私の設定が間違っているのでしょうか。よろしくお願いします。

    貴殿の「PixInsightの使い方」大変参考になりました。続編を期待しています。

    #8314 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    清水さん

    こんにちは。書籍をお読みくださってありがとうございます!!
    Exposure ToleranceはPost-Calibrationタブで表示される画面のExposure Toleranceを大きくされましたたでしょうか。

    もしCalibration Exposure ToleranceですとDarkファイルなども5秒と180秒で同じDarkファイルを使ってしまいますのでご注意ください。この値を十分大きくするとインテグレーションは一つになります。いま5秒と60秒で実験してみたところ、一つにできました。

    ただ一つ気になることがあります。5秒と180秒を一つにインテグレーションすると、180秒の画像の方がシグナルが強いため、重みづけロジックにより180秒の画像が支配的になります。もし5秒をインテグレーションしたいのが、180秒では飽和してしまうような領域を撮影したのでしたら、通常のインテグレーションではなくHDR合成が良いように思います。それぞれインテグレーションした2つのLightマスターをHDRCompositionという処理で合成します。

    使い方は簡単でHDRComposition画面を起動して、5秒と180秒のマスターファイルをAddして、●ボタンで実行します。

    ご質問の回答になっていると良いのですが。もし解決していないようでしたら、お問い合わせください!

    #8337 返信
    清水儀雄
    ゲスト

    スタック、出来ました。ありがとうございます。画像の処理は明日の予定です。

    もう一つお訊ねしたいことがあります。

    WBPSが最新の2.5にならないことです。アップデートのチェックをしても2.5のファイルが表示されません。PIをアンインストールして再度やりましたが同じです。操作上の原因かもしれませんが、分かりません。宜しくお願いします。

    #8344 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    RESOURCESメニュー → Updates → Check for Updatesとやってもアップデートされないということですね。

    RESOURCESメニュー → Updates → View Installed Updatesとすると、WBPP 2.5はでてきますか?

    #8384 返信
    やまぎし
    ゲスト

    初めまして。

    WBPP2.5について、割り込ませていただきます。

    わたしも、WBPP2.5にUpdate出来ず、しばらく悩みましたが、

    Pixinsightのバージョンアップしたところ、WBPP2.5にアップデート出来ました。

    旧;Pixinsight 1.8.9

    新:Pixinsight 1.8.9-1

    なを、Pixinsight 1.8.9の時は、アップデートチェックをしても、1.8.9-1は

    アップデート対象リストにはリストアップされませんでした。

    Pixinsight_HPから、1.8.9-1をダウンロードして、インストールする必要が

    ありました。

    試してみてください。

     

     

    #8386 返信
    清水儀雄
    ゲスト

    丹羽様 出てこないのです。1.8.8-12までは出ています。Select and Download Updatesにリストにアンインストールしたにも関わらず以前のリストがそのまま出てきています。始動同時に出るリストも同じです。ウイルスソフトを停止しても同じです。よろしくお願いします。

    やまぎし様 ソフトは最新バージョンにしてあります。何度も入れなおしましたがダメでした。何かが引っかかっているのかもしれません。もう一度やってみます。ありがとうございました。

     

    #8401 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    RESOURCES → Update → Manage Repositoriesの画面を見てみてください。
    下記のように1.8.9-1になっているでしょうか。もしなっていなかったら、Editを押して最後を1.8.9-1に書き換えてみてくださいますか。

    #8453 返信
    坂下 幸重
    ゲスト

    初めまして。PixInsight使用歴3年の坂下です。

    私もまったく同じ症状が出ています。

    WBPP2.5へアップしたら、ScriptメニューからWBPPが消えてしまいました。

    1.8.9-1にアップしなおしても同じ結果でした。

    Manage Repositoriesも1.8.9-1になっています。

    解決方法のアドバイスお願いします。

    現在、バージョンダウン1.8.9-0で使用しています。

    #9682 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    坂下さん

    解決方法を探していて遅くなりました。まだ私も方法がみつかっていません。WBPP 2.5はインストールトラブルがいろいろあったようで、もしかしたら最新版で治っているかもしれません。情報がはいりましたら、続報いたします。

    #18407 返信
    田中邦明
    ゲスト

    丹羽さん

    新月期の遠征、お疲れさまでした。成果はいかがでしたか?楽しみのお待ちしています。

    ところで、私の住んでいる辺りは13日(金)は薄曇りのち曇り、14日(土)は曇り、15日(日)が一番天気が良かったので、13日と15日を使ってM33を撮りました。

    光害地で、この淡い銀河はけっこ苦しく、13日のデータ(sub: 180秒)ではちと暗かったので、15日は180秒と300秒の両方を撮りました。

    せっかくなので、両方のデータを使ってスタックしたいのですが、やはりHDRCompositionを使用するのが良いでしょうか?Darkは180秒、300秒共に撮りましたので、できればDark演算はそれぞれのマスターを使いたいと思っています。

    それぞれでスタックした画像(DBE、SPCC前)を見る限り似たような成果(若干。300秒の方がコントラストが高そう)です。

    #18409 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    田中さん

    遠征は2泊しまして1泊目はおかげさまで晴れました。M31を撮影してきました。

    露光時間が180秒と300秒の画像を一つにする場合は、HDRCompositionよりもImage Integrationで一緒にスタックした方が良いと思います。HDRCompsitionは明るさの異なる画像を「合成」する仕組みで、写真の明るい場所と暗い場所を両立させるために使います。たとえばオリオン大青雲で180秒露光と10秒露光を組み合わせて合成することで、中心部分の白飛びを防ぐなどします。

    今回はともに長い露光時間なのでImage Integrationで一緒にスタックします。次のような方針です。

    (1) Calibrationは180秒と300秒の別々のDarkを使う
    (2) Image Integrationは同時に実施する。重みづけのロジックによりシグナルの強い300秒に重みがかかるようにする。

    従来は手作業で前処理が必要でしたが、最近のWBPPは上記を自動ですることができます。

    (1)はデフォルトの設定でWBPPを処理すればできます。

    (2)はPost-Calibrationのタブを選択して、Exposure Torelanceを130と設定します。これは露光が130秒以内であれば一緒にするという設定です。300秒と180秒の差は120秒なので、少し大きい130を設定しました。

    これで実行すると、ひとつのLightのファイルが出来上がります。スタックはデフォルトですと、PSF Signal Weightで重みづけされるので、光が強い300秒の方が重みがかかってスタックされます。

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返信先: 異なる露光時間のスタックについて。で#8337に返信
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