2024年2月29日 23:48
#19539
だいこもん
ゲスト
Yoshiko Katoさん、こんばんは。
PIでソフトフィルターをかける方法、大筋では丹羽さんの書かれた方法でOKです。ですが、よりフィルターを使った画像の質感に近づけたい場合、以下のようにやってみてください。
(下の方法は、明るい星に強く作用し、暗い星にはあまり効果が出ないソフトフィルターの特性を再現することを目的にしてます)
(1)元画像のcopy(PIではcloneと呼ばれる)を用意します
(2)copyに対してHistogram Transformationで暗部を強く切り詰め、淡い星雲や暗い星を消します。
(もし、Starnet++やStarXTerminatorをお持ちなら、「星だけを分離した画像」に対してこれを行うのもアリです)
(3)Morphological TransformationsでOperatorを”closing”とし、(2)の画像に実行し、1〜3等星くらいを残して暗い星を消します(明るい星はHTだけでは消えないため)
(4)星消し画像にconvolutionをかける。stdDevは5〜20くらいになるかと思います。
(5)pixel Mathで 元画像 + a*(ぼかした星消し画像) を実行。aは係数で、ソフト効果の調整用で、プレビューでソフト効果の出方を見ながら調整します。
以上です。説明はざっくりなのでもし不明なところがあれば、お気軽に質問してください。