これまで撮影してきた天体写真です。銀河、星雲、星景を中心に撮影しています。
M17 オメガ星雲
いて座にあるオメガ星雲です。7月に撮影がおわっていたのですが、画像処理に悩み1ヶ月経ってしまいました。オメガの名前は右上の折れ曲がった形がΩに似ているからだそうです。M16わし星雲のすぐ南に位置していて、白鳥星雲とも呼ばれています。この辺りはカニみたいな干潟星雲もあり、楽しい領域です。
涼しげな鯉のような反射星雲 – NGC 5367
NGC 5367という反射星雲を撮影しました。透明感のある星雲で、水の中を涼しげに泳ぐ鯉のようです。中央上とその右下の二つのオレンジ色の星がアクセントになりました。背景も少し暗めに仕上げることで星雲の透明度も増すことができたと思います。この...
燃え盛る炎から守られた竜の卵 – NGC 6164/6165
宇宙には不思議な形をした天体がたくさんありますが、この竜の卵星雲もその一つです。下からの激しい炎から巣のようなもので竜の卵を守っているように見えます。
ベール越しのバーナード銀河
2年前に撮影したバーナード銀河を新しい解釈で画像処理し直しました。手前にあるベールのようなガスの間から遠くにバーナード銀河をのぞくような、幻想的な雰囲気にしました。月夜にカーテン越しに見る三日月のようにも見えます。
埃まみれの棒渦巻銀河 – NGC 4945
NGC 4945 ほぼエッジオンの棒渦巻銀河 NGC 4945です。厚いダストに覆われていて構造がよくわかりません 笑。明るい二つの星は、ケンタウルス座の星です。ケンタウルス座は「春の大曲線」の終わりにあるからす座のさらに南で、日本からはか...
イータカリーナ星雲の端にいる星雲NGC 3324
世間がオーロラで大騒ぎをしているなか、NGC 3324という星雲の画像処理をしました。イータカリーナ星雲の北西に位置します。落ち着いた雰囲気になりました。下部のしっとり青いもやもやした天体と、上部の透明感ある天体(こちらがNGC 3324です)が良い対比になったと、悦に入っています。
鉛筆というより羽根ペンに見えるペンシル星雲
ペンシル星雲を撮影しました。でもこれ、鉛筆というより羽根ペンです。中世の絵画に出てきそうなアレです。もしかしたら羽根ペンのことをpencilというのかな?と思って調べてみたのですが羽根ペンはquillでしした。quill pencilというものも存在していましたが、メジャーなものかはわかりません。謎は残ります。
もうすぐゴールデンウイーク!端午の節句、トールの兜
もうすぐゴールデンウイーク。世間はそわそわしていますね。今年のゴールデンウイークは新月なので天体観測もたくさんできて、めっちゃ楽しみです・・・ということで、端午の節句、子供の日記念。トールの兜という星雲です。
マンドリル星雲というか金魚というかオコゼ星雲! – NGC 2467
マンドリル星雲を撮影しました。赤と青が対照になって、なかなか見応えがあります。マンドリルはヒヒの一種です。この天体、別名はSkull and Crossbones Nebulaだそうです。Skull and Crossbonesを直訳すると「頭蓋骨とX印の骨」なので、海賊のマークのアレですね。
大マゼラン雲周辺の星雲 – 天体写真の色表現
我々の天の川銀河のすぐ近くにある大マゼラン雲(これも銀河です)の近くには、星雲がたくさんあります。以前に撮影したタランチュラ星雲もそのひとつ。今回はさらにその外側にある星雲を撮影しました。ナローバンドで撮影した画像もブレンドしており、色の表現を工夫しました。