これまで撮影してきた天体写真です。銀河、星雲、星景を中心に撮影しています。
もうすぐゴールデンウイーク!端午の節句、トールの兜
もうすぐゴールデンウイーク。世間はそわそわしていますね。今年のゴールデンウイークは新月なので天体観測もたくさんできて、めっちゃ楽しみです・・・ということで、端午の節句、子供の日記念。トールの兜という星雲です。
マンドリル星雲というか金魚というかオコゼ星雲! – NGC 2467
マンドリル星雲を撮影しました。赤と青が対照になって、なかなか見応えがあります。マンドリルはヒヒの一種です。この天体、別名はSkull and Crossbones Nebulaだそうです。Skull and Crossbonesを直訳すると「頭蓋骨とX印の骨」なので、海賊のマークのアレですね。
大マゼラン雲周辺の星雲 – 天体写真の色表現
我々の天の川銀河のすぐ近くにある大マゼラン雲(これも銀河です)の近くには、星雲がたくさんあります。以前に撮影したタランチュラ星雲もそのひとつ。今回はさらにその外側にある星雲を撮影しました。ナローバンドで撮影した画像もブレンドしており、色の表現を工夫しました。
真珠を守る2本の腕 – NGC 1398
フサフサとした2本の腕が真珠を抱いているような、とても不思議な美しい棒渦巻銀河NGC 1398です。
今年の初遠征!クリスマスツリー星団とカタツムリ星雲
天体写真家の正月は、撮影遠征!ということで深城ダムに今年の初遠征に行ってまいりました。撮影したのはクリスマスツリー星雲 (NGC 2264)とカタツムリ星雲 (IC2169)です。
とっても不思議な二重銀河 – NGC 1291
とっても不思議な形をした二重のリング銀河NGC 1291です。地球から3,300万光年離れています。外側のアウターリングはほんのり青く、比較的若い星の集まりであることがわかります。内側は典型的な棒渦巻銀河です。
やっぱり美しい渦巻銀河NGC 300
私はNGC 300という銀河がとても好きです。もはや愛していると言っても良い。前回撮影したのが昨年のいまごろで、その時に感じたのが「自分史上、一番綺麗!」そんなNGC 300を今年の3月に投入した新鏡筒AGOptical 10"iDKで撮影するのを楽しみにしていたのです。
オリオン大星雲と馬頭星雲 – 東工大と東北大の天文研の遠征に参加してきました
画像処理の勉強会でご一緒した東工大の天文研の皆さんと遠征に行ってきました。場所はいつもの小山ダムです。星見屋の南口さんも一緒です。また現地には東北大の天文同好会の皆さんも一緒で、楽しい遠征になりました。
恋するみなみのかんむり座 – NGC 6729
全天で私が最も好きな星座は、みなみのかんむり座とふたご座です。ともにとても美しい形をした星座でずっと見ていても飽きません。夜空に、ひときわ美しい星の並びを見つけました。綺麗なアーチ状に並んだ星たち。調べてみるとみなみのかんむり座という星座でした。
シンメトリーへの憧憬 – 不規則銀河 NGC 55
おおよそ銀河というものは対称的な形をしています。人間は、ベルサイユ宮殿にしても、富士山にしてもその対称性に美しさを感じ、心惹かれるのです。シンメトリーの美です。しかるにNGC 55は・・・