これまで撮影してきた天体写真です。銀河、星雲、星景を中心に撮影しています。

恋するみなみのかんむり座 – NGC 6729
全天で私が最も好きな星座は、みなみのかんむり座とふたご座です。ともにとても美しい形をした星座でずっと見ていても飽きません。夜空に、ひときわ美しい星の並びを見つけました。綺麗なアーチ状に並んだ星たち。調べてみるとみなみのかんむり座という星座でした。

シンメトリーへの憧憬 – 不規則銀河 NGC 55
おおよそ銀河というものは対称的な形をしています。人間は、ベルサイユ宮殿にしても、富士山にしてもその対称性に美しさを感じ、心惹かれるのです。シンメトリーの美です。しかるにNGC 55は・・・

星沼会合宿と、アンドロメダ大銀河と、彗星と、新星爆発
星沼会の合宿でアンドロメダ大銀河を撮影しました。ラッキーなことに新星爆発と銀河への彗星接近も撮影することができました。

ケンタウルスA 〜 天体写真は30年後も鑑賞可能なアート作品になるか?
天体写真をはじめてずっと私の頭から離れないのが「天体写真がアート作品として成立するか」というテーマです。天体写真はサイエンスの方向性と、アートの方向性の2面があることは多くの方が言及しています。Science x Artとして捉えても観賞用に処理を加える結果、アート性が強くなるのでしょう。

結局、M83南の回転花火銀河のハローを引き出しました・・・YouTubeもあります。
「ハローを清くあきらめた」と力強く宣言していた、M83南の回転花火銀河。「つい、あれもこれも」が信条の私。ようやく大胆なことをできるようになったものだと悦にいっていましたが、人間、そんなに簡単に性格が変わるものではなく、結局ハローを引き出すことに・・・。

きれい目に仕上げました。M83 南の回転花火銀河
M83 南の回転花火銀河を、チリに新しく導入したAG Optical 10"iDKで撮影しました。こっちに顔を向けたファイスオンのきれいな銀河です。M83は2年前のチリ・リモートの初期に撮影した対象でもあり、個人的にとっても思い入れがあります。

イータカリーナ星雲 〜 ファーストライト!AG Optical 10″iDK
チリに設置したAG Optical 10"iDKの最初の作品です。設置したその日に試写のために撮り慣れたイータカリーナ星雲を撮影しました。中央に光るのがりゅうこつ座イータ星です。ちょいちょいと撮影して画像処理しようと思っていたのですが、ついつい露光時間を増やしてしまいやっと画像処理しました。

これはメルヘンか妖艶か?夜に舞う二頭の蝶。NGC 2170とNGC 2185
オリオン座のまわりには本当に変わった星雲が多くあります。今回のNGC 2170とNGC 2183もオリオン座の近く。オリオン座をはさんで魔女の横顔星雲の反対側にいます。いっかくじゅう座というちょっとマイナーな星座のあしもと付近。そういえば、いっかくじゅう座をそれと認識してみたことはありませんでした。今度みてみよう。

森に住む魔女の横顔 – IC 2118
天文ファンにはお馴染み魔女の横顔です。英語名でもWitch Head nebula。横顔わかりますか?

ZTF彗星とワインとお肉の話 〜 星沼会の合宿
ZTF彗星を撮影してきました。肉眼では確認できませんでしたが、双眼鏡を使うとぼんやりしたその姿を目で見ることもできました。今回は星沼会の合宿で、グランピング。お手軽キャンプです。この記事は、彗星とは全然関係のない手土産の話です。