Masahiko Niwa/丹羽雅彦

つれづれに

<満員御礼> シュミットでPixInsightセミナーを開催しました

天文やバードウォッチングの機材を販売ショップであるシュミットで、2024年7月13日(土)にPixInsightセミナーを開催しました。
PixInsight

PixInsightでスクリーン合成する方法

天体写真の画像処理にPhotoshopをお使いの方は、二つの画像を合成するとき「スクリーン」という描画モードを使われることがあると思います。スクリーン合成と呼ぶこの画像合成方法はPixInsightでも簡単に実行することができます。
銀河

ベール越しのバーナード銀河

2年前に撮影したバーナード銀河を新しい解釈で画像処理し直しました。手前にあるベールのようなガスの間から遠くにバーナード銀河をのぞくような、幻想的な雰囲気にしました。月夜にカーテン越しに見る三日月のようにも見えます。
つれづれに

小学生はやっぱり宇宙が好き♡

東京の新宿区にある柏木小学校で、宇宙の話をしてきました。 新宿区立柏木小学校では「まなびのマルシェ」というプログラムを展開しています。「人生は冒険だ」をテーマに、大人がいろいろな経験を語り、人生の正解は自分で見つけることを感じてもらうプログラムです。
銀河

埃まみれの棒渦巻銀河 – NGC 4945

NGC 4945 ほぼエッジオンの棒渦巻銀河 NGC 4945です。厚いダストに覆われていて構造がよくわかりません 笑。明るい二つの星は、ケンタウルス座の星です。ケンタウルス座は「春の大曲線」の終わりにあるからす座のさらに南で、日本からはか...
星雲

イータカリーナ星雲の端にいる星雲NGC 3324

世間がオーロラで大騒ぎをしているなか、NGC 3324という星雲の画像処理をしました。イータカリーナ星雲の北西に位置します。落ち着いた雰囲気になりました。下部のしっとり青いもやもやした天体と、上部の透明感ある天体(こちらがNGC 3324です)が良い対比になったと、悦に入っています。
星雲

鉛筆というより羽根ペンに見えるペンシル星雲

ペンシル星雲を撮影しました。でもこれ、鉛筆というより羽根ペンです。中世の絵画に出てきそうなアレです。もしかしたら羽根ペンのことをpencilというのかな?と思って調べてみたのですが羽根ペンはquillでしした。quill pencilというものも存在していましたが、メジャーなものかはわかりません。謎は残ります。
撮影方法

望遠鏡のフードを作りました。作り方を書きました!

FSQ-106ED用のフードをつくりました。迷光が入らない目的でしたが、それ以上に夜露の対策に効果抜群です。ケースが夜露でぐっしょり抜けるような湿度の高い夜でも、フードをつけるとレンズは夜露知らず。ダンボールが湿気を吸収してくれるようです。これは優れものです。
星雲

もうすぐゴールデンウイーク!端午の節句、トールの兜

もうすぐゴールデンウイーク。世間はそわそわしていますね。今年のゴールデンウイークは新月なので天体観測もたくさんできて、めっちゃ楽しみです・・・ということで、端午の節句、子供の日記念。トールの兜という星雲です。
PixInsight

知らなかった・・BXTとDrizzleと星像と解像度の関係

この1週間、BXTやDrizzleそしてそれらと解像度の関係と格闘していました。いったん私なりの結論が出たので記事にまとめます。私は必要以上に大きな重い画像で処理をしていたようです