この件、回答していませんでした。遅くなってごめんなさい。
キャリブレーションをした後にインテグレーションする場合は、下記の画像のようにRegistrationとIntegrationにチェックします。鏡筒が違うのでLocal Normalizaitonはオフにした方が良さそうです。またAstronomic Solutionもオフにしてください。
ただ鏡筒が異なるためピクセルの状況がかなり違うので、Pixel Rejectionなどのプロセスで意図せずピクセルが除外されてしまう可能性があり、私はやったことがなく、あまりおすすめの方法とは言えないです。とはいえ一度、試してみてください!
別スレッドで質問された総露光時間が加味されるかどうかについてですが、下記の通りです。
◾️WBPPでインテグレーションする方法
この方法であれば露光時間による品質の良さは加味されます。
◾️Pixel Mathでインテグレーション済みのファイルを合成する方法について
上記のPixelMathの計算式は単純に足して2で割っているので加味されません。もし差をつけたい場合は自分で調整します。たとえばFSQを60%、VSDを40%加える場合は、次のように記載します。
FSQ*0.6 + VSD_registered*0.4
しかし経験上は、よほど画像のクオリティに差がない限り、足して2で割ることで十分効果はありました。
◾️APPについて
またAPPの方法ですが、私はインテグレーション目的ではやったことがないのです。やった方に聞くと、モザイクの方法と同じそうです。APPによるモザイクの方法は蒼月城さんのYouTubeで解説されていました。
また、まとめですがインテグレーションは私は次の方針でやっています。
・同じ鏡筒・カメラの場合は、WBPPによるインテグレーション
・異なる鏡筒や異なるカメラの場合は、それぞれマスターを作ってPixel Mathで合成
WBPPのインテグレーションは、Pixel Rejectionなどの処理が走るので、異なる鏡筒やカメラに使うとよろしくないだろう、と考えるのが理由です。