返信先: WBPPでのフラット補正が過剰補正ぎみになります

#20006
ぽうざマスター
ゲスト

丹羽さん、

励ましのお言葉、ありがとうございます。1200枚のフラットを処理するのは時間がかかるので、取り急ぎ300枚のフラットで試してみました。

まずステライメージにて300枚のフラットサブフレームを、1200スタックしたフラットダークを使って個々にダーク減算。この300枚をステライメージ(SI)にてコンポジットしてマスターフラットとしました。このマスターフラットをWBPPのフラットに指定して処理しました。

結果は、改善せず、でした(T_T)

これであきらめるのは悔しいので、フラットサブフレーム300枚と1200スタックしたフラットダークをPIのWBPPに登録して処理しました。その結果、正常にフラット補正されました。

その他の対処として、フラットダーク処理前のフラットサブフレームと、SIでコンポジットしたフラットファイルとでFITSヘッダの比較検討もしたのですが(例えばSIが保存したファイルにはEXP1TIMEがあるとか、 MINIMUM LEVEL、AXIMUM LEVEL  があるとか)、フラット補正に影響がある因子は見出せませんでした。ちなみに撮影コントローラーにはASIAIR Proを使っています。

今回の結論としては、

①WBPP内でPI自身が個々のFlatサブフレームをFlatDark処理する

②予めFlatDark処理されたフラットをWBPPで使う

このどちらかが必要ということだと考えます。

当初はFlatサブフレームをスタックしたものさえ作れば、FlatDarkとともにWBPPに突っ込んで実行!でダーク&フラット処理が終わると目論んでいたのですが、現実はそう甘くないということらしいです。

ただ処理画像ごとにWBPP内で1200枚のFlatサブフレームのFlatDark処理を繰り返すのは非現実的です(1200枚もいらん!という指摘もあるかもしれませんが。。。)。予めFlatDark処理されたマスターフラットを作っておいて、WBPPのフラットにそれを指定する(FlatDarkは指定しない)ということになるのかもしれませんが、このマスターフラットを作るのも手間がかかります。

さらに手抜きできないか、もうちょっと考えてみます。

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