返信先: カラー・モノクロカメラのLRGB撮影、L画像の取り扱い

#23597
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター

Chrisさん

はじめまして。モノクロとカラーの合成のときにカラーのL情報を使うべきかどうかは、実は私の仲間内でも大論争がある(笑)テーマです。

まずモノクロカメラのL画像を50%、カラー画像のL画像を50%使うのは簡単にできます。LRGB合成をするときに、LRGBConbinationという処理のChannel Weightsで、LのRatioを0.5にすればできます。

以前に「RGBからのL画像とモノクロカメラからのL画像を50%ずつPixelMathでブレンド」した場合と、上記の「Channel Weightsで0.5」とした場合と比べてみました。両者の統計データは全く同じでした。L画像が50%でブレンドされた効果があります。

それではRGBのLを使うかどうかですが、見方を変えると「高品質なモノクロL画像を半分しか使わない」という言い方もできます。私にはそれがもったいなく感じます。でも露光時間が短い場合は、ブレンドした方がよいかもしれません。

一度検証したことがあるのですが、うまく整理できなかったので、またやってみようと思います。今言えるのは撮影環境などによって変わるので実験的にやるのが良い、ということまでです・・・

最後にもう一セット買うなら、私ならモノクロカメラを買うと思います。画像処理が苦でないならば、やっぱりLRGB合成は楽しいですし、モノクロカメラの威力はすごいためです。また月夜にHαなどナローバンドを楽しめる、ということもあります。でもここは、価値観ですね!

私の仲間にも聞いてみますね。

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