[Joe]

いつもお世話になっております。
表題のダークのアンプグローがなかなか綺麗に処理できずにお知恵をお貸し頂きたいです。

カメラはASI1600MMで、淡い対象で顕著に出て成功する時もあります。
ダーク、バイアス、フラットはそれぞれ30枚前後を使用しております。
四隅が明るくなるアンプグローだと思うのですが、場所や日にちによって強く出たり、逆に過補正すぎたりもします。＊ASI2600MMは出ないのでとても楽です。

WBPPの設定はほぼすべての方法を試したのですが、
皆様はマスターダークを用いてpixelmathなどで調整する等をされているのでしょうか？
直感的に補正できるscriptやツールなどがあればよいのですが、もしご存じでしたらご教授頂ければ助かります。
宜しくお願いします。

[Masahiko Niwa/丹羽雅彦]

Joeさん

私も長年1600MMを使っていますが、ダーク補正はうまくいっています。特別な処理はしておらずWBPPだけでCalibrationできています。

そのため、今回は何かの設定なのだとは思います。一般にDarkが合わない場合、以下があげられます。

・Optimize Master Darkをオンにした(オンにするとアンプグローがあわなくなる)。設定はCalibrationタブにあります。
・温度、露光時間が一致していない
・オフセット、ゲインが一致していない
・異なる撮影ソフトで撮影した

上記はいかがでしょうか。

[Joe]

早速のお返事ありがとうございます。
一応下記の通り確認をしましたが、消去法で行くとASIAIRでオフセット設定ができないところなのでそこかもしれません。
上手くいかない時が3割程度なので、もう少し各設定を見直して再度テストを繰り返してみます。

・Optimize Master Dark　：オフ
・温度、露光時間　　　　　：一致
・オフセット、ゲイン　　　：ゲイン一致（ASIAIRなのでオフセット設定が出来ない）　
・異なる撮影ソフトで撮影　：同じソフト（ASIAIR）で撮影

[Masahiko Niwa/丹羽雅彦]

ASIAIRでLightも撮影していた場合、オフセットも同じになりそうですね。

撮影したファイルやDarkのデータをPixInsightで表示させて、File-FITS Headerとやると撮影情報が表示されます。たとえばオフセットならOFFSETという項目です。

それをみて成功した画像と失敗した画像で差がないかチェックするのが良さそうです。

[Joe]

お返事が遅れて申し訳ございません。

ヘッダー情報ありがとうございます。取得後オフセット情報を比較して原因解明してみたいと思います。

ご助言いただきまして有難うございました。

[投稿者]

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