DoiMaachさん、
質問コーナーを活用してくださって嬉しいです。ありがとうございます。
Light, Dark, Flat, Biasはすべてゲインは揃える必要があります。回路の読み込み時に発生するリードノイズは全てのファイルに含まれます。このリードノイズはゲインによって変化します。ZWOのホームページからリードノイズとゲインの関係のグラフを転載します。
https://astronomy-imaging-camera.com/product/asi294mm-pro
ここにあるように、横軸のゲインによって縦軸のリードノイズの値が異なります。そのため、ゲインが異なると正しく、バイアスが引けなくなります。
ところで私は最近はバイアスを使用していません。WBPPダークとライトの露光時間が一致した場合はバイアスを使用しないようになっています(以前はバイアス使用していましたが、WBPP2.1か2.2で変わったように思います)。ダークとライトの露光量が一致した場合はライトからダークがそのまま引かれます。このときダークとライトの両方にバイアスが含まれているため、ライトからダークを引くと、自然にバイアスも引かれるためです。フラットも同様です。
これはWBPPの画面ですが、Biasを登録していますが、ライトでBaisがXとなって使用していないことがわかります。
ダイアグラムを見ても、バイアスは使われていません。
これはライトとダークがともに300秒の露光で一致していて、そのまま引き算するのでバイアスも一緒に引かれるためです。
追加質問があればお気軽にご連絡ください。それから新しい質問も大歓迎です!私も勉強になります!!