PixelMathでのブレンドについて

  • このトピックには7件の返信、1人の参加者があり、最後に田中邦明により1時間、 21分前に更新されました。
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  • #7687 返信
    issy180
    ゲスト

    2か月ほど前からPixInsightを使い始めまして、いつも先生の記事を拝見させていただいております。

    最近モノクロCMOSを使用したLRGB+Ha撮影を始めましたので、先生のLRGB+NBの画像処理編の記事を参考にさせてもらいました。

    ただ、画像処理フロー(以下フローとします)のうちABEまでは順調にいくのですが、PixelMathのところで処理が止まってしまいます。

    フローのPixelMathの説明では、Hαブレンドの記事を参照することとなっておりそこではRGB画像とHa画像を使用するわけですが、フローから見るとその段階ではRGB画像の合成はしていないと思われます。

    PixelMathの根本を理解できていないのですが、PixelMathの使い方についてどの段階の画像(モノ、カラー合成済み)をどう使うか等初歩的なものから教えていただけたら幸いです。

    お忙しいところ、よろしくお願いします。

    #7706 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    issy180さん

    返信が大変遅くなりました。いまLRGBのフローの記事を見ました。RGB合成を書くのを忘れていますね・・・。失礼しました。ABE/DBEの後にChannel CombinationでRGB合成が必要でした。フローを修正しておきます。

    PixelMathは画像への処理をする機能ですので、リニア、ノンリニアどのタイミングでも使用が可能です。

    Hαのブレンドはどこでやるかはメリットデメリットがあって「これが正解」はありませんが、最近の私はストレッチを済ませてノンリニアになってから合成しています。これはRGB画像をしっかり作り込んで、その後にHαをちょっと足すという発送からです。まずストレッチした画像を作ってRGBをある程度完成させます。その次にHαを足します。Hαは2パターンの記事を書きましたので両方お試しください。銀河なら2020年に書いた方が良いですし、星雲なら最近タランチュラ星雲でためしたほうほうも有効かと思います。

    不明点はまだ多いと思います。なんでもご質問ください!

    #7720 返信
    issy180
    ゲスト

    お忙しいところ、回答いただき有難うございます。

    質問した後、よく理解しないままLRGBCombinationを使ってRGB合成をしてHaブレンドをしたところ、何とか処理を終えることができました。連絡するのを怠っていて申し訳ありません。

    RGB合成にChannel Combinationを使う手もあるのですね。どちらの方が良いのでしょうかね。

    Haブレンドについては、2つの方法を対象ごとに使い分けたいと思います。

    今後ともわからない点について質問させていただきますので、よろしくお願いします。

    #7721 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    こちらこそ失礼しました。
    LRGBCombinationは、L画像は使わずRGBだけ合成したのでしょうか。つまりLのチェックをはずして、RGBの合成をする。もしそうでしたら問題ないと思います。私はLRGBCombinationを使ってRGB合成をしたことはないため試してみたところ、Channel Combinationと結果は同じでした。

    通常はChannel Combinationを使われることが多いと思います。
    整理すると下記の手順です。

    ・DBE/ABEの後にChannel CombinationでRGB画像を作成
    ・PCCなどで色合わせしたあとにストレッチ
    ・それとは別にL画像をストレッチ
    ・L画像とRGB画像を、LRGBCombinationを使って合成

    LRGBのフローの修正は急ぎますね。

    #7738 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    LRGBフローを改訂しました!
    https://masahiko.me/pixinsight-lrgb-flow/

    またHaの合成とPCCの順序を逆にした方がよく、それも追記しました。リニア段階のノイズリダクションもいまでは私は実施していないので、追記しました。

    痛恨なことにフローのオリジナルデータを無くしてしまっており、Channel Combinationや番号の振り替えは画像処理でなんとかいれましたが、PCCとHa合成の順序入れ替えはフロー画像に反映できず、本文の変更しました。いずれ書き直そうと思います。

    指摘くださって、本当に助かりました!ありがとうございます。またご質問ください!!!

    #7748 返信
    issy180
    ゲスト

    懇切丁寧な説明をいただきありがとうございます。

    LRGBCombinationを使ってのRGB合成は、ご指摘のとおりLのチェックをはずしてRGB合成をする方法をとりましたが、Channel Combinationを使った方が簡単そうですので今後はこちらを使おうと思います。

    早速LRGB処理のフロー修正までしていただき、有難うございます。今後もこのフローを参考にしてLRGB処理を勉強していきたいと考えます。

    今後ともよろしくお願いします。

    #7749 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    こちらこそ、フローの件、助かりました!またご質問くださいね。

    #20207 返信
    田中邦明
    ゲスト

    丹羽さん

    たびたびお世話になっております。

    今回はPixelMathで見つけた不思議な現象について教えてください。

    最近、ASI2600MC Duoを入手したので、これまでのASI294MC Proの比べ画角が大きくなりました。

    おかげで、網状星雲を東から西まで、これまで6パネルモザイクをしていたものが2パネルで済むようになりました。

    星雲の強調はモザイク合成した後にStarNet2を使って、starless画像とstars画像に分けてそれぞれの処理をしています。最終的にPixelmathを使って「Rescale result」にチェックを入れstarless画像とstars画像を足し合わせているのですが、stars画像ではNGC6960にある明るい52番星(Cygni)はまったく飽和していないのに、足し合わせた画像では星の直径の7割くらいが「明るさ=1」に飽和してしまうのです。

    そこで、PixelMathのDestinationにある「Rescale result」にチェックを入れて改めて足し合わせをしたところ星の飽和は亡くなったのですが画像全体が暗くなってしまいました。

    それは足し合わせた画像をノンリニアストレッチをすることで明るさの調整はできたのですが、この現象に対して私が実施した「Rescale result」にチェックを入れるという方法は正しかったのでしょうか?

    ちなみに、starless画像とstars画像はともに、それぞれ処理後、足し合わせ前にリニアストレッチをかけています。

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返信先: PixelMathでのブレンドについてで#7720に返信
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