[三河内弘]

度重なる初歩的質問でもうしわけありません。WBPPでLight frame　Calibration　がFailureとなってしまいます。規定値設定として、あとはCosmetic correctionを追加しています。全く同じ素材でステライメージで処理をさせると普通に処理できてしまいます。PIでも他の素材を使うとうまく処理できることもあります。なにか問題となりそうな設定箇所がありますでしょうか。よろしくお願いいたします。各フレーム5枚で処理させた結果を貼り付けておきます。

[Masahiko Niwa/丹羽雅彦]

三河内さん

PixInsight を始めたばかりのときは、フローが安定するまでいろいろ起きると思います。なんでもご質問くださいー。

別途お送りいただいたlogファイルを拝見しましたところ、下記のエラーが出ています。

Zero or insignificant scaling factor for flat frame CFA component 0. (empty or marginal master flat frame data?)

Flatマスターに0の値があるため、割り算で使用するFlatのCalibrationでエラーになったようです。

Logを見てみるとISOの設定が、Bias、DarkとFlatで異なっていました。

Bias: 6400
Dark: 6400
Flat: 200

ISOが大きいほどデータの値が大きくなります。今回はFlatフレームのCalibrationにBiasを使っているため、FlatからBiasを引いた時に、引きすぎて0になったピクセルがあったのかと思います。

ISOを同じにしてみてください。

またLogを見てもう一つ気がついたことがあります。フォルダ名に日本語が入っています。PixInsightは日本語のフォルダ名、ファイル名を使うとエラーになることがあります。フォルダ名、ファイル名は英数字をお使いください！

[三河内弘]

ご回答ありがとうございます。

ためしにFlatなしで処理したところきちんとフラット補正できていない画像が出力されて出てきました。納得いたしました。相当昔に撮ったフラットをそのまま使っていました。手抜きはいけないということですね。やりなおしてみます。ありがとうございました。

[Masahiko Niwa/丹羽雅彦]

フラットは面倒ですよね。でも画質が良くなると思うので、ぜひチャレンジください。

[投稿者]

投稿