Masahiko Niwa/丹羽雅彦

星雲

涼しげな鯉のような反射星雲 – NGC 5367

NGC 5367という反射星雲を撮影しました。透明感のある星雲で、水の中を涼しげに泳ぐ鯉のようです。中央上とその右下の二つのオレンジ色の星がアクセントになりました。背景も少し暗めに仕上げることで星雲の透明度も増すことができたと思います。この...
星雲

燃え盛る炎から守られた竜の卵 – NGC 6164/6165

宇宙には不思議な形をした天体がたくさんありますが、この竜の卵星雲もその一つです。下からの激しい炎から巣のようなもので竜の卵を守っているように見えます。
つれづれに

トーマス・ルフのSTERNEを見てきました

トーマス・ルフはドイツの写真家です。早くからデジタル技術を作品に取り込み、写真をコンセプチュアル・アートに昇華させた人です。ポートレイトや建築物の他に宇宙関連の作品もあり、目をひきました。その中のひとつSterneシリーズは、ルフが1989年にチリにあるヨーロッパ南天文台(ESO)のネガフィルムを買い取って処理をし作品化したものです。
つれづれに

<満員御礼> シュミットでPixInsightセミナーを開催しました

天文やバードウォッチングの機材を販売ショップであるシュミットで、2024年7月13日(土)にPixInsightセミナーを開催しました。
PixInsight

PixInsightでスクリーン合成する方法

天体写真の画像処理にPhotoshopをお使いの方は、二つの画像を合成するとき「スクリーン」という描画モードを使われることがあると思います。スクリーン合成と呼ぶこの画像合成方法はPixInsightでも簡単に実行することができます。
銀河

ベール越しのバーナード銀河

2年前に撮影したバーナード銀河を新しい解釈で画像処理し直しました。手前にあるベールのようなガスの間から遠くにバーナード銀河をのぞくような、幻想的な雰囲気にしました。月夜にカーテン越しに見る三日月のようにも見えます。
つれづれに

小学生はやっぱり宇宙が好き♡

東京の新宿区にある柏木小学校で、宇宙の話をしてきました。 新宿区立柏木小学校では「まなびのマルシェ」というプログラムを展開しています。「人生は冒険だ」をテーマに、大人がいろいろな経験を語り、人生の正解は自分で見つけることを感じてもらうプログラムです。
銀河

埃まみれの棒渦巻銀河 – NGC 4945

NGC 4945 ほぼエッジオンの棒渦巻銀河 NGC 4945です。厚いダストに覆われていて構造がよくわかりません 笑。明るい二つの星は、ケンタウルス座の星です。ケンタウルス座は「春の大曲線」の終わりにあるからす座のさらに南で、日本からはか...
星雲

イータカリーナ星雲の端にいる星雲NGC 3324

世間がオーロラで大騒ぎをしているなか、NGC 3324という星雲の画像処理をしました。イータカリーナ星雲の北西に位置します。落ち着いた雰囲気になりました。下部のしっとり青いもやもやした天体と、上部の透明感ある天体(こちらがNGC 3324です)が良い対比になったと、悦に入っています。
星雲

鉛筆というより羽根ペンに見えるペンシル星雲

ペンシル星雲を撮影しました。でもこれ、鉛筆というより羽根ペンです。中世の絵画に出てきそうなアレです。もしかしたら羽根ペンのことをpencilというのかな?と思って調べてみたのですが羽根ペンはquillでしした。quill pencilというものも存在していましたが、メジャーなものかはわかりません。謎は残ります。