PixInsight 微光星だけのマスクをつくる 〜 PixInsight(じゃない人も)の画像処理 以前に紹介したStarNetの星マスクにより微光星を暗くする手法の決定は明るい星にも作用してしまうこと。そこで今回は星マスクから明るい輝星は消し、暗い微光星だけのマスクを作ってみます。このマスクは、微光星だけの彩度をあげるなどに応用することもできます。 2021.01.31 PixInsight
PixInsight DBEが上手になりました(当社比) 〜 PixInsightの画像処理 大きな声で言えないのですが私はDBEとABEが苦手です。DBE/ABEといえばPixInsightの基礎。野球でいえばキャッチボール。キャッチボールの下手な野球部員が解説記事を書いていたわけです。でもそれも昨日までの私。DBEが上手になりました(たぶん・・・)。 2021.01.23 PixInsight
PixInsight 簡単なステップで星を小さくする 〜 PixInsightの画像処理 星雲を強調したいときなど、星を小さくしたいときがあります。評判の良いのがAdam Blockさんが提案したDe-Emphasisという手法です。処理ステップ数が多いのですが、一連のステップを自動化してくれるスクリプトが登場しました。その名もEZ Star Reduction。 2021.01.20 PixInsight
PixInsight ハッブルパレット(SAO合成)にチャレンジ 〜 赤ハロも消せるPixInsightの画像処理 前からやってみたかったハッブルパレットに挑戦してみました。ハッブルパレットとはハッブル宇宙望遠鏡の創造の柱で有名な配色方法です。SIIは672nm、Hαは656nmと非常に近い波長なのですが、異なる色に割り当てることでそれぞれの輝線の様子がよくわかります。そもそも綺麗! 2021.01.11 PixInsight
PixInsight 多段階露光でトラペジウムをとらえる 〜 PixInsightの画像処理 トラペジウムは小さな星で、明るいオリオン大星雲のコアの中にいます。普通に撮影すると白く飽和してしまい姿を表すことはありません。今回は、その撮影方法と画像処理方法を解説します。LRGB撮影でモノクロを題材にしていますが、方法はカラーでも同じです。 2021.01.02 PixInsight
PixInsight HTで実践するマイルドなストレッチ 〜 PixInsightの画像処理 これまで私はストレッチにはSTFからHTにパラメータを移す方法を多用してきました。とても便利ですが課題もあります。ストレッチが激しすぎるのです。First Stretchは少しずつやっていくのがセオリー。その後の工程で処理のバリエーションを増やすことが狙いです・ 2020.12.27 PixInsight
PixInsight 知っておきたいABEのテクニック 〜 PixInsightの画像処理 ABE(はフラットな背景を得る強力なツールですが、うまく決まらないことも少なからずあります。私はしばらく悩まされていたのですが、簡単なテクニックで改善が見られました。 2020.12.26 PixInsight
PixInsight PixInsightの基本フロー モノクロ編 〜 LRGB+NBの画像処理 ハート星雲と馬頭星雲の撮影を通じて、いったんLRGB+ナローバンドのPixInsightの処理フローを固めました。カラー画像は、採用する処理、順序はいろいろあれど基本的に一本道。一方でモノクロは複数のフローが並行して走るためバリエーションも飛躍的に多くなります。 2020.12.06 PixInsight
PixInsight ナローバンドで色鮮やかに 〜 PixInsightによるHαとカラー画像の合成 モノクロ冷却CMOSカメラを入手して、一番嬉しかったのはHαを撮影したとき。もくもくしたハート星雲をずっと見ていられます。こうなるとこのHαをカラー画像にブレンドしたくなります。そこでHαをLRGB画像に合成する方法を調べてみました。 2020.12.05 PixInsight
PixInsight PCC事故調査委員会報告 – PixInsightの緑かぶり問題の対策 これはネット時代における日本天文ファンの勝利だと思っています・・・と大きく出ましたが、それくらい嬉しいできごとでした。PCCの結果が緑色にかぶる現象は多くの方が経験しています。TwtterでPCC事故調査委員会を発足したところ、なんと数日で劇的に改善しました 2020.10.10 PixInsight