返信先: 都心で系外銀河を撮影し、Pixinsightで処理する方法について

#18092
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター

アポフィスさん

猛暑の中、写真展に来てくださってありがとうございます。私はカラーカメラにあまり経験が少ないので若干の憶測も入りますが、ご回答します。

①Dark, Flat, Biasについて
DarkとBiasは光がない状態で撮影しますので、共通で問題ありません。
ただしIRフィルターあり、なしで温度や露光時間が異なる場合は、それぞれの温度、露光時間で撮影しなければいけなくなります。

Dark. Biasは温度と露光時間ごとにご準備ください。

Flatはフィルターごとに周辺減光やゴミの出方がかわるので、フィルターあり、なしごとにご用意ください。

②グループ分けについて
グループ分けしてWBPPを実行するのが簡単です。フォルダを分けて登録して、実行します。
蒼月城さんのYouTube(APTips 017)がわかりやすいです。
https://youtu.be/EfVS3F6O5MM?si=Jhc65edBFMqJpQIF

またフィルタごとにFlatを変える方法も動画中で解説されています。

④解像度について
カメラはフィルターがついている、ついていないがわからないため、どちらの場合もディベイヤー処理をします。その際にGとBの欠落した部分は補間処理がされると思います。そのためBとGのピクセル補間するためのDrizzleは不要と考えます。

画像全体の解像度をあげるためのDrizzleは意味があるとは思います。

ちょっと細かい内容になっていますので、わからないことがあれば追加のご質問をくださいませ。

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