- このトピックには9件の返信、1人の参加者があり、最後にMasahiko Niwa/丹羽雅彦により1年、 1ヶ月前に更新されました。
-
投稿者投稿
-
2022年9月17日 15:04 #8293清水儀雄ゲスト
初めまして。
タイトルの件ですが、5secと180secをスタックする場合、Exposure Toleranceの値を180にしましたが5secと180secに分割して処理されてしまいます。私の設定が間違っているのでしょうか。よろしくお願いします。
貴殿の「PixInsightの使い方」大変参考になりました。続編を期待しています。
2022年9月17日 18:28 #8314Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター清水さん
こんにちは。書籍をお読みくださってありがとうございます!!
Exposure ToleranceはPost-Calibrationタブで表示される画面のExposure Toleranceを大きくされましたたでしょうか。もしCalibration Exposure ToleranceですとDarkファイルなども5秒と180秒で同じDarkファイルを使ってしまいますのでご注意ください。この値を十分大きくするとインテグレーションは一つになります。いま5秒と60秒で実験してみたところ、一つにできました。
ただ一つ気になることがあります。5秒と180秒を一つにインテグレーションすると、180秒の画像の方がシグナルが強いため、重みづけロジックにより180秒の画像が支配的になります。もし5秒をインテグレーションしたいのが、180秒では飽和してしまうような領域を撮影したのでしたら、通常のインテグレーションではなくHDR合成が良いように思います。それぞれインテグレーションした2つのLightマスターをHDRCompositionという処理で合成します。
使い方は簡単でHDRComposition画面を起動して、5秒と180秒のマスターファイルをAddして、●ボタンで実行します。
ご質問の回答になっていると良いのですが。もし解決していないようでしたら、お問い合わせください!
2022年9月17日 22:25 #8337清水儀雄ゲストスタック、出来ました。ありがとうございます。画像の処理は明日の予定です。
もう一つお訊ねしたいことがあります。
WBPSが最新の2.5にならないことです。アップデートのチェックをしても2.5のファイルが表示されません。PIをアンインストールして再度やりましたが同じです。操作上の原因かもしれませんが、分かりません。宜しくお願いします。
2022年9月17日 23:39 #8344Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターRESOURCESメニュー → Updates → Check for Updatesとやってもアップデートされないということですね。
RESOURCESメニュー → Updates → View Installed Updatesとすると、WBPP 2.5はでてきますか?
2022年9月18日 09:18 #8384やまぎしゲスト初めまして。
WBPP2.5について、割り込ませていただきます。
わたしも、WBPP2.5にUpdate出来ず、しばらく悩みましたが、
Pixinsightのバージョンアップしたところ、WBPP2.5にアップデート出来ました。
旧;Pixinsight 1.8.9
新:Pixinsight 1.8.9-1
なを、Pixinsight 1.8.9の時は、アップデートチェックをしても、1.8.9-1は
アップデート対象リストにはリストアップされませんでした。
Pixinsight_HPから、1.8.9-1をダウンロードして、インストールする必要が
ありました。
試してみてください。
2022年9月18日 10:13 #8386清水儀雄ゲスト丹羽様 出てこないのです。1.8.8-12までは出ています。Select and Download Updatesにリストにアンインストールしたにも関わらず以前のリストがそのまま出てきています。始動同時に出るリストも同じです。ウイルスソフトを停止しても同じです。よろしくお願いします。
やまぎし様 ソフトは最新バージョンにしてあります。何度も入れなおしましたがダメでした。何かが引っかかっているのかもしれません。もう一度やってみます。ありがとうございました。
2022年9月18日 13:21 #8401Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターRESOURCES → Update → Manage Repositoriesの画面を見てみてください。
下記のように1.8.9-1になっているでしょうか。もしなっていなかったら、Editを押して最後を1.8.9-1に書き換えてみてくださいますか。2022年9月19日 11:24 #8453坂下 幸重ゲスト初めまして。PixInsight使用歴3年の坂下です。
私もまったく同じ症状が出ています。
WBPP2.5へアップしたら、ScriptメニューからWBPPが消えてしまいました。
1.8.9-1にアップしなおしても同じ結果でした。
Manage Repositoriesも1.8.9-1になっています。
解決方法のアドバイスお願いします。
現在、バージョンダウン1.8.9-0で使用しています。
2022年10月4日 12:43 #9682Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター坂下さん
解決方法を探していて遅くなりました。まだ私も方法がみつかっていません。WBPP 2.5はインストールトラブルがいろいろあったようで、もしかしたら最新版で治っているかもしれません。情報がはいりましたら、続報いたします。
2023年10月16日 11:42 #18407田中邦明ゲスト丹羽さん
新月期の遠征、お疲れさまでした。成果はいかがでしたか?楽しみのお待ちしています。
ところで、私の住んでいる辺りは13日(金)は薄曇りのち曇り、14日(土)は曇り、15日(日)が一番天気が良かったので、13日と15日を使ってM33を撮りました。
光害地で、この淡い銀河はけっこ苦しく、13日のデータ(sub: 180秒)ではちと暗かったので、15日は180秒と300秒の両方を撮りました。
せっかくなので、両方のデータを使ってスタックしたいのですが、やはりHDRCompositionを使用するのが良いでしょうか?Darkは180秒、300秒共に撮りましたので、できればDark演算はそれぞれのマスターを使いたいと思っています。
それぞれでスタックした画像(DBE、SPCC前)を見る限り似たような成果(若干。300秒の方がコントラストが高そう)です。
2023年10月16日 19:11 #18409Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
遠征は2泊しまして1泊目はおかげさまで晴れました。M31を撮影してきました。
露光時間が180秒と300秒の画像を一つにする場合は、HDRCompositionよりもImage Integrationで一緒にスタックした方が良いと思います。HDRCompsitionは明るさの異なる画像を「合成」する仕組みで、写真の明るい場所と暗い場所を両立させるために使います。たとえばオリオン大青雲で180秒露光と10秒露光を組み合わせて合成することで、中心部分の白飛びを防ぐなどします。
今回はともに長い露光時間なのでImage Integrationで一緒にスタックします。次のような方針です。
(1) Calibrationは180秒と300秒の別々のDarkを使う
(2) Image Integrationは同時に実施する。重みづけのロジックによりシグナルの強い300秒に重みがかかるようにする。従来は手作業で前処理が必要でしたが、最近のWBPPは上記を自動ですることができます。
(1)はデフォルトの設定でWBPPを処理すればできます。
(2)はPost-Calibrationのタブを選択して、Exposure Torelanceを130と設定します。これは露光が130秒以内であれば一緒にするという設定です。300秒と180秒の差は120秒なので、少し大きい130を設定しました。
これで実行すると、ひとつのLightのファイルが出来上がります。スタックはデフォルトですと、PSF Signal Weightで重みづけされるので、光が強い300秒の方が重みがかかってスタックされます。
-
投稿者投稿
- トピック「異なる露光時間のスタックについて。」には新しい返信をつけることはできません。