背景ムラのあるWBPP後の画像に関して

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  • #19891 返信
    岡本拓也
    ゲスト

    こんにちは。いつもお世話になっております。

    昨晩、7時間ほど子午線超えも含め回転花火銀河を光害カットフィルターを使用した冷却CMOSカメラで撮影しました。WBPP後の画像が以下のように、背景ムラが激しくなっております。

    これは光害やフィルターの影響でよいでしょうか。それともWBPPやそのほかの処理、または機材による影響でしょうか。ご教授いただければ幸いです。ムラのある画像

    #19898 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    岡村さん

    こんにちは。

    光害もありそうですが、フラットが合っていないようにも見えます。

    通常のフラットは周辺減光だけになりますが、光害カットフィルターはフラットにムラが出ることが多いので、フラットが合っていないとこのように模様が出ることあるように思います。

    丹羽

     

    #19902 返信
    岡本拓也
    ゲスト

    ありがとうございます。フラットを再度撮影して試してみます。確かにフィルターを使用するとひどいように思います。ありがとうございます。

    #19903 返信
    岡本拓也
    ゲスト

    丹羽さん

    判明しました!!ダーク、フラットダークのCMOSカメラのoffsetの数字が違ったためでした。いつものムラの少ない画像になりました。offsetって重要なのですね。

    ありがとうございます。

    #19904 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    よかったです。offsetが違うとおっしゃるようにムラになります。

    フラット処理は割り算で演算します。
    たとえばoffset 10でフラットを撮影したとき、 周辺減光の影響で明るい場所の値が110、暗い場所の値が60だったとします。
    そうするとここからダークを引いた時にoffsetの10が引かれるので、フラットマスターの明るい場所が100、暗い場所が50となります。

    フラット処理は上述のように割り算ですので、明るい場所と暗い場所で100:50 = 2:1の割合で割られて、周辺減光のあった画像が均質になります。

    もしoffset 20のダークで間違えて引いてしまうと、明るい場所が90、暗い場所が40となります。そうすると明るい場所と暗い場所の比率が2:1とならず(2.25:1になります)、割り算の演算をするとムラになってしまうわけです。

    #19905 返信
    岡本拓也
    ゲスト

    CMOSカメラを使うようになってoffsetを知ったため、なるほどなって思いました。ちょっとしたことで、思いもよらぬことになりますね。色々、ありがとうございます。

    #19909 返信
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    またご質問ください!

     

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