初めての・・・ マルカリアンチェーン

マルカリアンチェーン

こんな時だからこそ空を見上げよう!
人混みが危ないとお嘆きの貴兄も、真夜中の公園ならもう安心。そんなわけで「春の銀河祭り」マルカリアンチェーンです。別名、おとめ座銀河団。宝塚感ありますねぇ。

この鎖状に連なっている明るい光は全部銀河。ざっと数えたところ15個の銀河が写ってました。一つの銀河あたり2000億個の星の集まりとすると、この写真には3兆個の星の光が写っていることになります。ちなみに地球から6000万光年くらい離れてます。人類であるホモサピエンスが発生したのが20万年前なので、人類の300回分の昔の光が見えてるわけですね~。小さな写真にこのスケール感!

ちなみに一番右の4つの銀河は人の顔に見えるなあと常々思ってました。どうでも良いですが・・・

・・・と調子よく書いちゃってますが、これが人生初の望遠鏡を使った天体写真です。望遠鏡はこれまで惑星を中心に観望に使っていたVixen R130Sfを買ったばかりのUnitec SWAT-310に載せてみました。1年後に見直してみると「あま〜い」となりそうですが、今は嬉しさいっぱいです。

Unitecさんのブログにも掲載してもらいました〜
https://unitec.cocolog-nifty.com/photo_gallery/2020/03/post-053dee.html

<撮影データ>
マルカリアンチェーン
2020年3月22日1時02分04秒〜
Vixen R130Sf (650mm, F5)
Fujifilm X-T30
露出60秒×25枚+90秒×10枚コンポジット(総露出40分)
ISO6400
Unitec SWAT-310-Vspecでノータッチ追尾
PixInsight, Adobe Lightroomにて画像処理
トリミングあり

撮影地: 神奈川県三浦市

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