ZTF彗星とワインとお肉の話 〜 星沼会の合宿

ZTF彗星 – C/2022 E3 (ZTF)

ZTF彗星を撮影してきました。肉眼では確認できませんでしたが、双眼鏡を使うとぼんやりしたその姿を目で見ることもできました。今回は星沼会の合宿でグランピング。お手軽キャンプです。いつもは駐車場での撮影ですが、今回はテントもご飯もあります。チェックアウトが翌日11時なので、早い時間であればなんとお酒を飲むこともできます!

テントとちゃんとしたご飯があるのはとっても快適。星沼会のメンバーが持ち寄った日本酒、夜食のうどん、お菓子類もたんまりありました。手土産に関しては、ちょっとうるさい私。日本酒は東北勢がいっぱいもってくるだろうから、合宿にはワインを持っていくことにしました。今回の記事は、彗星とは全然関係のない手土産の話です。こういうのを手土産というのかわかりませんが、他に良い言葉が見つからなかったので、手土産で。

ワインの選定

ワインはもちろんチリワインです。チリのワイナリーはアルマヴィーヴァで名高いコンチャ・イ・トロや、モンテスなどが有名です。モンテスは前回の星沼会の合宿に持っていったので、コンチャ・イ・トロのワインを探すことにしました。

チリ旅行で訪れたコンチャ・イ・トロ。そりゃこんなところでワインを作れば美味しいだろう、という感じでした。

コンチャ・イ・トロは前回のチリ旅行で訪れています。そこでお土産に買ってきたアルマヴィーヴァのセカンドワインのEPU(エプ)はものすごくおいしかったです。

ワインショップについて物色していると、コンチャ・イ・トロのワインは残念ながらありません。EPUはネットでも売っていたので「こんなことならEPUを買っておけば良かったかな」とも思いながらみていてると「ロスチャイルド」の文字が目に入りました。「あれ?・・・これは?」スマホでググってみると、やはりボルドーの一級シャトーであるシャトー・ムートン・ロスチャイルドを保有する会社がチリに設立したワイナリーでした。その名も「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリ」これは良さそう。

いくつかある中から、選んだのがこちらです。

エスクード・ロホ・バロネサ・ピー 2019

エスクード・ロホ・バロネサ・ピー 2019年。美味しそうなオーラを出しているデザインで選びました。合宿で実際に飲んでみるとしっかりした太い感じで、寒空の下でもとても楽しめました。

良い肉を買う

ワインも買ったし、これで準備万端、とのんびりしていると、ぐらすのすち君から連絡が入ります。

 「丹羽さん、良い肉をお願いします」

ああ、忘れていました。昨年、星沼会で協力した映像配信の謝礼としていただいたお金で、お肉を買ってくる約束をしていたのでした。「良い肉かあ・・・何かあったけな」と思索していると、ああ、あります!良い肉!

昨年、知人の招待してもらい、10年連続でミシュラン一つ星を獲得している東京・人形町の「すきやき割烹 日山」で、とても美味しいお肉をご馳走になりました。お店の方のお話では日山は精肉店も経営しているそうです。というより、先に精肉店が大正時代に始まり、昭和になってすき焼き割烹も始めたとのこと。私がいま入手できる最も良い肉は日山であろう、と確信した私は、朝イチで買いに行きました。幸いにも日山の精肉店は横浜にも店舗があります。

「こういうときは一番高いのに限る」

映像配信で得た謝礼金を片手に、山形牛のモモ肉とカルビを買って、意気揚々と現地に向かいました。

星沼会の一流シェフにより調理された、星空のもとでいただくミシュランの星付きの焼肉は、それはもう・・・グランピング、クセになりそうです。

というわけで、合宿当日の話は全然でてこない、手土産の話でした。合宿当日の様子はだいこもんが書いてくださった星沼会のページとAramisさんの動画にて!(ちなみにお肉の値段は、だいこもんがブログに書かれたのより高かったですww)

<撮影データ>
ZTF彗星
2023年1月29日 3時36分48秒 〜 1月29日5時22分44秒

FSQ-106ED (口径106mm F5)
Astro-Physics Mach1
QHY5L-IIM/ミニ・ガイドスコープ PHD2でガイド
ASI6200MM Pro
CHROMA LRGB Filters
露出(-10°C冷却, Bin1x1, Offset 50, gain 0)
 L: 60秒x54枚
 R: 60秒x18枚
 G: 60秒x18枚
 B: 60秒x18枚
 合計露出時間 1時間48分
PixInsightにて画像処理

撮影地: 茨城県高萩市

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