Masahiko Niwa/丹羽雅彦

PixInsight

一手間かけて綺麗に星を小さくする 〜 PixInsightの画像処理

簡単に星を小さくするEZ Star Reduction。しかし星の周りに黒くリンギングができる副作用がありました。今回、スクリプトを使用せず手作業でパラメータを調整しながら処理することでリンギングの抑制ができました。いろいろなマスクワークも解説しています。
銀河

二つの銀河が衝突! ケンタウルスA

NGC5128 ケンタウルスAです。2021年の3月下旬から2ヶ月弱かけて撮影しました。ケンタウルスAは、中央部に特徴的な黒い塵の帯をもち私のような撮影班には萌えどころ満載なのですが、天体学者からすると「肝心なところがみえないよ〜。チラ見せやめて〜」という感じでしょうね。
銀河

めざせ世界! ケンタウルスAを再処理しました

ケンタウルスAの処理もおわり、新月でやることもないのでマンガでも読もうとまったりしていたところ、天リフ編集部のリツィートが目に止まりました。素晴らしい画像です。ロッキーのファンファーレが頭の中で鳴り響くのを聴きながら、私はPixInsightを起動しました。
PixInsight

日本Deconvolution学会報告その2 「銀河のリンギング抑制」〜 PixInsightの画像処理

Deconvoluiton使用時の星雲中のリンギング抑制に続いて「銀河編」です。銀河むけのスペシャルというより星雲にも使えるテクニックで進化版と考えています。M83とケンタウルスAの画像処理をする過程で、Deconvolution処理を改善させることができました。
星雲

(速報) ケンタウルスAのジェットを捉える

いまケンタウルスAの画像処理をしています。なかなかの難物で完成までにはまだまだ時間がかかりそうですが、処理の過程で銀河から吹き出しているジェットを捉えることができました。画像処理ができあがるまで我慢できなくなっちゃったので速報します!
撮影方法

SWAT-350V-spec Premiumの追尾チャレンジをしました!

私の愛機SWAT-310V-specを350V-spec Premiumにアップデートしました。オートガイダーも使っているので実用上は310V-specでまったく問題ないものの、Premium!と聞くと反応してしまうのが世の常。追尾のテストをしてみました。
星空の写真

友情の北天分子雲

誕生日を迎えるこの日は遠征に行ってきました。撮影対象は北天分子雲。撮ってはみると銀河は割ときれいです。しかし!分子雲があんまり写ってない! ちゃんと撮れたと思ったのに・・・。分子雲は存在していますが無理して強調してもコレジャナイ感が強い。そんな中、私が得られた友情とは・・・?
PixInsight

さらばメルヘン 〜 明るさと色の不思議な関係

M83がメルヘンになる問題に苦しんでいました。奥さんや娘に嬉しそうに「これ見て!」とM83を見せたところ「まるっこくて可愛い〜」との反応。わたしゃ、可愛いと言われたくて精進してきたわけではないのですよ。この問題、解決は意外なところにありました。
撮影方法

(GW特別企画) 長時間露光は報われるのか? 検証してみました。

日本で晴れないストレス発散とばかりに露出しまくりのチリリモート撮影。しかし長い時間の露光は良い面ばかりではありません。一番の問題はたくさん撮影できないこと。一晩で一天体とするのか、もっと撮るのか?そこで、GWの有り余る時間を使って検証してみました!
銀河

南のちっこい銀河まつり 〜 たくさん写ってました

画像処理も一段落し、私の興味が次の対象に移りつつあったM83。だいこもんさんが「矮小銀河が描写されている」とおっしゃいます。トリミングしちゃってました〜。早速、PixInsightのアノテーションをかけてみました。