Masahiko Niwa/丹羽雅彦

星雲

夜空に広がる「源氏パイ星雲」 – ハート星雲とソウル星雲

「源氏パイみたいですね」写真を披露したとき、「すご〜い、ホントにハートマークの形している」的な感想をいただく予定でしたが、出てきた答えは源氏パイでした。おお、確かに似ている・・・というか、もうそれにしか見えない。
星雲

モヤっとした気持ちをそのままに!煩悩おおきなクエスチョンマーク星雲

いや〜、生きてると、いろいろあります・・・そんなモヤっとした気持ちをそのままにクエスチョンマーク星雲です。大きなクエスチョンマークが見えますか?撮影中はセカオワのQuestionと、佐野元春のクエスチョンズが頭の中をぐーるぐる。よくもこんな天体が存在したものと思います。
つれづれに

「速いレンズ」ってなんだ?

「速いレンズ」ってご存知ですか?望遠鏡につけるフィルターサイズを検討していたところ、ギリシアの方からアドバイスがありました。「君のレンズは速い(fast lens)から、フィルターは大きい方が良いよ」「へっ? 速いレンズってなんすか?」
PixInsight

PCC事故調査委員会報告 – PixInsightの緑かぶり問題の対策

これはネット時代における日本天文ファンの勝利だと思っています・・・と大きく出ましたが、それくらい嬉しいできごとでした。PCCの結果が緑色にかぶる現象は多くの方が経験しています。TwtterでPCC事故調査委員会を発足したところ、なんと数日で劇的に改善しました
星雲

四国カルスト 天狗高原の網状星雲

8月の天狗高原への遠征で撮影した網状星雲の処理がやっとおわりました。こんなに時間がかかったのは天狗高原の星多い問題。天狗高原はそれほどに空が暗く、天の川が濃い素晴らしい星空でした。あとで聞いた話では天気が不安定なことも多い場所で、天気に恵まれたのは幸運だったと思います。
つれづれに

PixInsightの感想など・・・

PixInsightを使い始めて8ヶ月が経ちました。それなりに軌道に乗って来たと思っています。最近は新たに始めようか考えている方も多いので、参考になればと思い私の感想をまとめてみました。他との比較したレビューは難しく、あくまでも感想を書こうと思います。
PixInsight

擬似AOOによるナローバンドフィルターの色合わせ! PixInsightの画像処理

明るい夜空でも天体を撮影できるナローバンドフィルターは、撮影機会がぐんと増えて楽しいものです。しかし悩ましいのが色合わせです。いつものPCCは使えません。そんな中、うまくいった方法が見つかりました。検証数が少なく道半ばですが、いまのところうまくいっています。
PixInsight

マスクの力で微光星から星雲を救う! PixInsightでStarNetとColorMask

夏の遠征で撮影した網状星雲の画像処理がようやくおわりました。遠征から1ヶ月半かかったのは・・わたくし、天狗高原の星空を甘くみておりました。ここでなら首都圏で使っている光害カット用のフィルターもいらず、バッチリ星雲がうつるものだと思っていました。
PixInsight

PCCの緑色問題に福音? PixInsightのLinearFit

PixInsightでPCC処理をかけるとなぜか毎回緑色になってしまいます。私はこれまでSCNRを多用して対処してきましたが、それに替わる処理としてLinearFitの色調整について検証しています。いろいろ面白い事実がわかりました。
PixInsight

三者三様のストレッチ – PixInsightの画像処理

PixInsightでは様々なストレッチ処理が用意されています。私はこれまでHistogramTransformationを使ってきましたが食わず嫌いはいけません。代表的なストレッチ処理を試してみました。するとそれぞれの特徴がよく現れる結果になりました。