Masahiko Niwa/丹羽雅彦

PixInsight

擬似AOOによるナローバンドフィルターの色合わせ! PixInsightの画像処理

明るい夜空でも天体を撮影できるナローバンドフィルターは、撮影機会がぐんと増えて楽しいものです。しかし悩ましいのが色合わせです。いつものPCCは使えません。そんな中、うまくいった方法が見つかりました。検証数が少なく道半ばですが、いまのところうまくいっています。
PixInsight

マスクの力で微光星から星雲を救う! PixInsightでStarNetとColorMask

夏の遠征で撮影した網状星雲の画像処理がようやくおわりました。遠征から1ヶ月半かかったのは・・わたくし、天狗高原の星空を甘くみておりました。ここでなら首都圏で使っている光害カット用のフィルターもいらず、バッチリ星雲がうつるものだと思っていました。
PixInsight

PCCの緑色問題に福音? PixInsightのLinearFit

PixInsightでPCC処理をかけるとなぜか毎回緑色になってしまいます。私はこれまでSCNRを多用して対処してきましたが、それに替わる処理としてLinearFitの色調整について検証しています。いろいろ面白い事実がわかりました。
PixInsight

三者三様のストレッチ – PixInsightの画像処理

PixInsightでは様々なストレッチ処理が用意されています。私はこれまでHistogramTransformationを使ってきましたが食わず嫌いはいけません。代表的なストレッチ処理を試してみました。するとそれぞれの特徴がよく現れる結果になりました。
つれづれに

愛しのビクセン R130Sf 〜 天文ガイド10月号 ビギナーの部に入選

天文ガイド2020年10月号のビギナーの部に、回転花火銀河が掲載されました。ポータブル赤道儀のSWAT-310に13cmの反射望遠鏡を搭載して撮影。絶対にベテランはやらないであろう初心者ならではの無鉄砲さが、ビギナーコーナーにあっていたのかもしれません。
PixInsight

実録! アンドロメダ銀河の画像処理手順 – PixInsight

ずっと楽しみにしていたアンドロメダ銀河の撮影。自分としては気に入っており、処理手順を記録しておくことにしました。たくさんの方が撮影する大型天体なので、手順の違いを比較してよりよいプロセスにできると良いなと思っています。
星雲

SCWにしてやられた・・我慢の横浜 カルフォルニア星雲

「こうも曇り続きだとやることないな」・・・と寝る準備をし始めながら、なにげにSCWに目をやりました。天文ファンはすべからくやっているであろう習慣です。「マジ、なに?晴れ予報!」空は厚い雲に覆われ真っ白。SCWは1時間後にはスッキリ晴れるとドヤ顔。慌てて支度を始めました。
PixInsight

<続> 反省多し! アンドロメダ銀河の画像処理手順 – PixInsight

先日、嬉しそうに処理フローを載せましたが、いっぱい間違いがありました・・・反省をこめて続編です。そもそもは、PCCでカラーバランスが崩れるのに困った私が、Facebookのフォーラムで質問したところ、親切な方がいろいろ教えてくれたことからスタートしています。
銀河

星空案内人デビュー! アンドロメダ銀河

肉眼や望遠鏡の眼視でずっと見てきた憧れのアンドロメダ。ようやく季節が巡って楽しめる季節になりました。暗いところでとりたくて遠征して撮影してきました。30秒露出しただけの1枚撮りでも、カメラの液晶画面に飛び込んできた勇姿はスケール満点。感動を覚えます。
PixInsight

リニアフェーズのノイズ処理 (Waveletsの解説付き) 〜 PixInsightのMLT

MutiscaleLinearTransform(MLT)とは、リニアでもノンリニアでも使用可能なノイズリダクションです。思えばリニアは下準備、ノンリニアは画像表現。表現が決まった最後にノイズを処理するより、下準備のうちにする方が理にかなっています。