Masahiko Niwa/丹羽雅彦

つれづれに

宇宙のスケールを伝える良い方法

私はプライベートでも仕事でも、だれかれ構わず自分の天体写真を見せる癖があります。それは「宇宙の広さをより多くの方々に知っていただき、天体界の発展に貢献したいから」・・・では決してなくて「自慢」です。「これ見てみて」「良いでしょー」というやつです。
星雲

森に住む魔女の横顔 – IC 2118

天文ファンにはお馴染み魔女の横顔です。英語名でもWitch Head nebula。横顔わかりますか?
彗星

ZTF彗星とワインとお肉の話 〜 星沼会の合宿

ZTF彗星を撮影してきました。肉眼では確認できませんでしたが、双眼鏡を使うとぼんやりしたその姿を目で見ることもできました。今回は星沼会の合宿で、グランピング。お手軽キャンプです。この記事は、彗星とは全然関係のない手土産の話です。
PixInsight

彗星画像から星を消す方法 〜 PixInsightの画像処理

彗星の画像処理が難しいのは、彗星は動きがあるので彗星を固定すると星が流れ、星を固定すると彗星が流れてしまうのです。Image Integrationの際に星を消すのではなく、撮影した各コマから星を消し、彗星のみ画像をつくる方法を解説します。
星雲

イータカリーナ星雲を再処理しました

2021年の4月に公開したイータカリーナ星雲の画像。これはチリ・リモートの最初の画像です。いろいろ気になっていることもあり、また自分のスキルアップやPixInsightの機能向上の効果も期待して、再処理をしてみました。
PixInsight

色ずれ問題に終止符!? – BlurXTerminator (BXT)による色ずれの修正

BlurXTerminatorはL画像だけでなく、カラーにも適用したようがよいですよ!という記事ですチリで使っているFSQ-106Nは、色ずれを起こすのが頭痛のたねでした。この問題についに終止符をうつくことができそうです。AIによって解像度を高めことで話題になっているBXTです。
PixInsight

もっと使おうSTF! YouTubeを公開しました

PixInsightで最初に覚えるSTF。画像を明るくするだけに使っていてはもったいない。私はめっちゃ活用しています。今回のYouTubeは使われていそうで、あんまり使われていないSTFの使い方を解説します。
PixInsightの使い方

(書籍) PixInsightの使い方[基本編] 改訂版について

昨年2022年8月に出版したPixInsightの使い方[基本編]を一部改訂しました。11月に登場したSpectrophotometric Color Calibration (SPCC)の記載をしたことと、Photometric Color Calibrationの操作方法変更に対応です。
星雲

今年の抱負は「アート」 青と赤! 反射星雲vdb 14, vdB 15と輝線星雲Sh2-202。

山梨の深城ダムで撮影した青い反射星雲vdB 14, vdB 15と赤い輝線星雲sh2-202です。有名なハート星雲と胎児星雲コンビのすぐ東側にいるちょっとマイナーな皆さんです。赤と青のコントラストが綺麗になりました。また右上の青い散開星団が赤バックにちょっとしたアクセサリになっています。
銀河

南の回転花火銀河 クリスマスバージョン

晴れた新月期のクリスマス。家族持ちはさすがに遠征にいくこともままなりません。そこで過去の画像を再処理しました。題して「南の回転花火銀河 クリスマスバージョン」です。