恋するみなみのかんむり座 – NGC 6729

みなみのかんむり座にある星雲NGC 6729

全天で私が最も好きな星座は、みなみのかんむり座とふたご座です。ともにとても美しい形をした星座でずっと見ていても飽きません。

ふたご座は今の季節はいつでも見られます。東京の都心部でも見ることができるので、仕事帰りによくふたご座を空に探しています。一方でみなみのかんむり座は日本からは低い空にあり、なかなか見る機会がありません。

私とみなみのかんむり座との出会いは、2019年のチリです。チリの空は星が多すぎて、最初に見た時は正直なところ星座がよくわかりませんでした。さそり座ですら、すぐに見つからなかった記憶があります。そんな夜空に、ひときわ美しい星の並びを見つけました。綺麗なアーチ状に並んだ星たち。調べてみるとみなみのかんむり座という星座でした。チリでの滞在中は、毎晩その美しい姿をみていました。最後の夜はしばらく会えないかと思うと名残惜しくてたまりませんでした。

帰国後に、沖縄に行った時に「ここなら見えるかな」と夜空にみなみのかんむり座を探したところ、すぐに見つけることができました。久々の再会です。やはりその美しい姿に感動しました。

冒頭のNGC 6729という星雲は、はかんむりのアーチ状のちょっと天の川よりにある星雲です。敬愛するみなみのかんむり座に失礼のないように、画像処理は何度も見直ししています。途中に光軸のトラブルでの中止期間もあったので撮影は5ヶ月に及びました。

よく見ると中央に二重星が写っています。光条が2本あります。

<撮影データ>
2023年5月25日 〜 10月13日
AG Optical 10″ iDK (250mm, F6.7)
Astro-Physics 1100GTO-AE
オフアキシスガイド ASI174MM Mini
ASI6200MM Pro
CHROMA LRGB, Hα Filters

2枚モザイク
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, Gain 100, Offset 50)
(1パネル目)
 L: 300秒x237枚
 R: 300秒x127枚
 G: 300秒x99枚
 B: 300秒x111枚
 LRGB 露光時間 47時間50分
(2パネル目)
 L: 300秒x196枚
 R: 300秒x80枚
 G: 300秒x95枚
 B: 300秒x83枚
 LRGB 露光時間 37時間50分2パネル総露光時間 85時間40分

PixInsightにて画像処理

撮影地: チリ・ウルタド渓谷リモート撮影
#observatorioelsauce

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