PixInsight

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発見いっぱい。タカsiさんのオリオン座を画像処理しました!

Twitterで期間限定公開されたタカsiさんの生データ。私もお祭りに参加しました。いつもと違うデータを画像処理したところ、とても楽しい。高品質なデータをあれこれ試してみるのは予想したよりも熱中しました。それに伴い発見がいっぱい。学ぶところがいっぱいでした。苦労したところ、工夫したところをまとめました。
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明るさと輝度勾配を一致させるNormalize Scale Gradient 〜 PixInsightの画像処理

Normalize Scale Gradient(NSG)をIntegrationの前に使用することで、撮影した画像の明るさと輝度勾配をベストな一枚に一致させることができます。効果は絶大で、ABE/DBEでのかぶりとりがとても簡単になりました。
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「炙り出さない」分子雲の強調方法 〜 PixInsightの画像処理

先日、公開したNGC 6744回りの淡いIFN。長時間露光したのに全然姿を現しません。でも強いストレッチをかけると確かに写ってはいるのです。私は「炙り出す」のが下手くそなんです。今回、星雲の強調に炙り出すことなく「ちょい足し」する手法を考案しました。
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<緊急企画>レナード彗星接近記念 〜 PixInsightによる彗星の画像処理

レナード彗星が輝きを増しています。ネットでも彗星画像の花盛り。私も12月6日に撮影しました。彗星の画像処理で難しいのは、彗星の移動速度と星の速度が異なることです。今回はPixInsightを使って彗星と星を合成する手法を解説します。
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ABEにご注意! 〜 PixInsightの画像処理

この夏に撮影したM8とM20のモザイク。やってみたかった定番の構図です。これまでにない色使いでとても気に入っています。実はこれの一つ前のバージョンでは大失敗をしています。理由はABE(Automatic Background Extractor)の使い方です。
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色を使って解像感を高める

先日処理した二つのM8とM20。片方はコントラストが高くはっきりした画像、一方で左側はのっぺり気味の画像に見えませんか。とくに最終版は、解像感が増して複雑な表情をみせていると私は悦にいっています。どんな処理をしたのでしょうか。秘密は「色数」です。
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はじめての縮麺ノイズ 〜 Darkが原因でした

・・・というわけで、ついに出ました。縮麺ノイズ。私には一生出ないと思ってました。そもそも読み方も「ちりめん」ではなく「しゅくめん」だと思っていましたもん。Integrationの設定を変えても、画像を減らしても、フラットを切り替えてもダメ。やっとのことで退治した顛末です。
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画像の品質チェックの効率化 〜 PixInsightのSubframeSelector

ポータブル赤道儀を使っている私は露光は短時間。しかし張り切って数時間露光するため、画像ファイルは200枚程度になります。これまで画像ファイルの選別はBlinkで眺めていましたが、見過ごしがあるのではないかと不安があり、ずっと使いたいと思っていたSubframeSelectorを試してみました。これがなかなか良い!
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ちょっとした小傷をリペアする 〜 PixInsightの画像処理

HDRMTやMasked Stretchをしたとき、銀河や輝星の中心に穴が空いてしまうことがあります。全体としてはよく効いていて採用したいけれど、小穴は許せない。思いついたのが、HDRMT処理をする前の画像の穴の空いていない部分を、処理後の穴の空いた部分に流し込むことです。
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DBE parameter settings – PixInsight

I can't say this out loud, but I'm not good at DBE and ABE. DBE/ABE is the foundation of PixInsight. In baseball, it's catching the ball. I used to write commentary articles as a baseball player who was not good at catching the ball. But that was me until yesterday, when I became a better DBE (maybe...).