PixInsight 多段階露光でトラペジウムをとらえる 〜 PixInsightの画像処理 トラペジウムは小さな星で、明るいオリオン大星雲のコアの中にいます。普通に撮影すると白く飽和してしまい姿を表すことはありません。今回は、その撮影方法と画像処理方法を解説します。LRGB撮影でモノクロを題材にしていますが、方法はカラーでも同じです。 2021.01.02 PixInsight
撮影方法 ASI294MM Proのナローバンドのフラットにムラ? ASI294MM Proのフラットを撮っているのですが、HαとSIIだけムラが出て綺麗に撮れないのです。たとえば、Hαのマスターフラットはこんな感じです。自宅の部屋を暗くして撮影しました。以下の画像は全てBORG 72FL + Reducer (288mm)で撮影しています。 2021.01.04 撮影方法
撮影方法 勇者オリオンの足もとで・・・ ぐだぐだなフカシロ遠征記 その日、深城ダムには、Twitter仲間の4人が集まりました。下手を打ってチームフカシロの名を汚すわけにはいかない、と軽い緊張感が周りを支配しています。その数時間後に凹んだ自分がいるとは、この時点ではまったく予想していません。その日の私は失敗のファンタジスタ・・・ 2020.12.31 撮影方法星雲つれづれに
つれづれに 2020年のふりかえりと、2021年のめあて 生活が一変した一年でした。このように書くとコロナ下の生活スタイルのことを指しそうですが、私には違う原因があります。天体写真です。転機はちょうど一年前の12月にSWAT-310V-Specを買ってから。広角カメラにはもったいないこのポータブル赤道儀。何か感じるものもあったのかもしれません。 2020.12.28 つれづれに
PixInsight HTで実践するマイルドなストレッチ 〜 PixInsightの画像処理 これまで私はストレッチにはSTFからHTにパラメータを移す方法を多用してきました。とても便利ですが課題もあります。ストレッチが激しすぎるのです。First Stretchは少しずつやっていくのがセオリー。その後の工程で処理のバリエーションを増やすことが狙いです・ 2020.12.27 PixInsight
PixInsight 知っておきたいABEのテクニック 〜 PixInsightの画像処理 ABE(はフラットな背景を得る強力なツールですが、うまく決まらないことも少なからずあります。私はしばらく悩まされていたのですが、簡単なテクニックで改善が見られました。 2020.12.26 PixInsight
つれづれに 公私混同の夜 〜 木星・土星大接近 それは木星と土星が大接近する前の週の木曜日のこと。愛機R130Sfをのぞきながら私は大興奮していました。33倍の望遠鏡を使って、初めて同一視野の中に木星と土星が入って見えたのです。「おお!!こりゃすげぇ」木星と土星といえば昔からの二大アイド... 2020.12.22 つれづれに惑星
星空の写真 地球の公転を実感できる日 〜 ふたご座流星群 ふたご座流星群を見てきました。東京からの光で明るい空でしたが、それでも2-3分に1個流れるハイペース。存分に楽しむことができました。撮影の方は・・・想像したより流れ星の光が写っておらず、まだまだ修行不足。肉眼では流れ星が明るく見えるので、そんなとき人間の目の偉大さを感じます。 2020.12.13 星空の写真星景
PixInsight PixInsightの基本フロー モノクロ編 〜 LRGB+NBの画像処理 ハート星雲と馬頭星雲の撮影を通じて、いったんLRGB+ナローバンドのPixInsightの処理フローを固めました。カラー画像は、採用する処理、順序はいろいろあれど基本的に一本道。一方でモノクロは複数のフローが並行して走るためバリエーションも飛躍的に多くなります。 2020.12.06 PixInsight
PixInsight ナローバンドで色鮮やかに 〜 PixInsightによるHαとカラー画像の合成 モノクロ冷却CMOSカメラを入手して、一番嬉しかったのはHαを撮影したとき。もくもくしたハート星雲をずっと見ていられます。こうなるとこのHαをカラー画像にブレンドしたくなります。そこでHαをLRGB画像に合成する方法を調べてみました。 2020.12.05 PixInsight