PixInsight

画像に干渉縞(モアレ)が発生したときの対処方法 〜 PixInsightの画像処理

透過幅の小さいナローバンドフィルターを使っているときに発生しやすい現象に、前処理で発生する干渉縞があります。今回はその対処方法について解説します。
つれづれに

ジャケ買いで新機器投入!

一昨年くらいから、じわじわと新しい機材を検討はじめていました。拡張として狙っていたのは、焦点距離が1000mm台の鏡筒と2軸駆動の赤道儀です。そしてじゃーん。検討開始から2年。ついに買いましたー。
つれづれに

チリに行ってきました

3年半ぶりにチリに行ってきました。現地に9日間。そのほとんどをチリの友人のエドアルドの家で、エドアルドともう一人の友人カルロスと3人で過ごしました。エドアルドの家はアンデス山中にあります。チリの首都サンティアゴから車で6時間。カルロスの車で途中休憩しながら8時間かけて到着しました。
星雲

これはメルヘンか妖艶か?夜に舞う二頭の蝶。NGC 2170とNGC 2185

オリオン座のまわりには本当に変わった星雲が多くあります。今回のNGC 2170とNGC 2183もオリオン座の近く。オリオン座をはさんで魔女の横顔星雲の反対側にいます。いっかくじゅう座というちょっとマイナーな星座のあしもと付近。そういえば、いっかくじゅう座をそれと認識してみたことはありませんでした。今度みてみよう。
つれづれに

宇宙のスケールを伝える良い方法

私はプライベートでも仕事でも、だれかれ構わず自分の天体写真を見せる癖があります。それは「宇宙の広さをより多くの方々に知っていただき、天体界の発展に貢献したいから」・・・では決してなくて「自慢」です。「これ見てみて」「良いでしょー」というやつです。
星雲

森に住む魔女の横顔 – IC 2118

天文ファンにはお馴染み魔女の横顔です。英語名でもWitch Head nebula。横顔わかりますか?
彗星

ZTF彗星とワインとお肉の話 〜 星沼会の合宿

ZTF彗星を撮影してきました。肉眼では確認できませんでしたが、双眼鏡を使うとぼんやりしたその姿を目で見ることもできました。今回は星沼会の合宿で、グランピング。お手軽キャンプです。この記事は、彗星とは全然関係のない手土産の話です。
PixInsight

彗星画像から星を消す方法 〜 PixInsightの画像処理

彗星の画像処理が難しいのは、彗星は動きがあるので彗星を固定すると星が流れ、星を固定すると彗星が流れてしまうのです。Image Integrationの際に星を消すのではなく、撮影した各コマから星を消し、彗星のみ画像をつくる方法を解説します。
星雲

イータカリーナ星雲を再処理しました

2021年の4月に公開したイータカリーナ星雲の画像。これはチリ・リモートの最初の画像です。いろいろ気になっていることもあり、また自分のスキルアップやPixInsightの機能向上の効果も期待して、再処理をしてみました。
PixInsight

色ずれ問題に終止符!? – BlurXTerminator (BXT)による色ずれの修正

BlurXTerminatorはL画像だけでなく、カラーにも適用したようがよいですよ!という記事ですチリで使っているFSQ-106Nは、色ずれを起こすのが頭痛のたねでした。この問題についに終止符をうつくことができそうです。AIによって解像度を高めことで話題になっているBXTです。