<満員御礼> シュミットでPixInsightセミナーを開催しました

天文やバードウォッチングの機材の販売ショップであるシュミットで、2024年7月13日(土)にPixInsightセミナーを開催しました。

シュミットのスタッフの方が、あちこちに案内を作ってくださいました!

PixInsightのセミナーはオンラインで何度かやってきましたが、対面では久しぶりです。

オンラインは場所に関係なく参加いただけるメリットがある一方で、参加者の反応がわかりにくいという難しさがあります。今回は対面でしたので「ここは伝わっているかな」「ちょっとペースを落とそうかな」などと、参加者の方の姿を拝見しながらすすめることができました。

リニア画像は真っ暗です、の解説

今回、参加された方の天体写真歴はバラエティに富んでおり、1年未満のはじめたばかりの方から、10年以上のベテランまで、広い範囲の方がご参加されました。天体写真歴が3年以下の方が50%を超えており、裾野の広がりも感じさせます。

一方で90%強の方が、PixInsight 使用歴1年未満もしくは使用したことのない方々です。

そのため、初学者にもわかりやすいような説明を心がけつつ、経験のあるかたには「背景の理屈」を解説することに努めました。理屈を知るとその後の応用が効きやすくなるためです。

理屈の説明に力をいれました!

たくさんの質問も出て、活発な議論ができたと思います。とくに「ワークフローのどこのタイミングで実行すべきか?」という質問が多かったように思います。たとえばノイズリダクションはリニアか、ノンリニアかなど。PixInsightのワークフローは人それぞれに思い入れがあり、正解はないものです。それぞれの一長一短を私なりの意見を加えて解説しました。受講者の方からも回答の補足をしてくださったので、議論がもりあがったのは嬉しいことです。

アンケート結果も上々です。「操作が独特で機能が多すぎのPixInsightを使うにあたって、とっかかりができた」という意見が多くみられました。個別テーマや上級編の続編を期待する声も高く、継続して実施したいと思います。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。嬉しいことに遠方から新幹線で来られた方もいらっしゃいました。

また準備および当日の運営をいただいたシュミットのスタッフの皆様にもご尽力いただきました。大感謝です。ありがとうございます。

興味を持たれた皆様、次回の対面、オンラインのセミナーでお会いしましょう!

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