とってもワイドな馬頭星雲

とってもワイドな馬頭星雲

宇宙のヒーロー、馬頭星雲です。私が小学生の時に最初に覚えた星雲ですし、家族も馬頭星雲は知っていました。この馬の頭はチリやガスによって、後ろの赤い星雲の光が通りにくくなっている部分です。それによって不思議な馬の頭が浮かび上がっています。

馬頭星雲のズーム

この写真はディスプレイではなくて、プリント用に制作しました。横2メートル近くのプリントでもいけるように仕上げています。リビングにどーんと宇宙を感じてもらうためです。自分の家にはそんなスペースはないので、誰かの家の別荘に!!(笑)

フルサイズのカメラで撮影した画像を横に2枚つなげています。モザイクと呼ぶ手法です。構図はちと悩みました。登場人物は、馬の頭と、明るい星アルニタク、燃える木です。もう少し馬の頭を右に寄せる構図もあるのですが、赤い帯が広がるところをいれたかったのと、やっぱり馬頭星雲がまんなかにどーん、と欲しかったので、こんな構図にしました。

実はこれ、モネへのオマージュです。ぜひ「モネ オランジュリー美術館」で検索してみてください。

オリオン座近くのたくさんの天体

友人のカルロスは、馬頭星雲の右下のNGC 2023という星雲にある赤い輪を気に入ってくれました。いつもながらチョイスが細かい。

NGC 2023の赤い輪

馬頭星雲はオリオン座に位置し、左の明るい星アルニタクは、オリオン座の三つ星の一番左(東)の星です。

赤い部分が写真の領域です

このあたりは、馬頭星雲以外にも、オリオン大星雲、ウルトラマンの故郷M78、魔女の横顔NGC2170などたくさんの魅力的な天体があります。オランジュリー美術館のような360度パノラマで天体写真を飾ってみたい、そんな夢も広がります。

<撮影データ>
とっても大きな馬頭星雲
2025年11月15日 〜 2026年2月17日
AG Optical 10″ iDK (250mm, F6.7)
Astro-Physics 1100GTO-AE
オフアキシスガイド ASI174MM Mini
ASI6200MM Pro
CHROMA LRGB, Hα Filters

2枚モザイク
◾️パネル1(左側、北側)
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, Gain 100, Offset 50)
 L: 300秒x160枚
 R: 300秒x51枚
 G: 300秒x51枚
 B: 300秒x49枚

◾️パネル2(右側、南側)
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, Gain 100, Offset 50)
 L: 300秒x184枚
 R: 300秒x51枚
 G: 300秒x52枚
 B: 300秒x53枚

総露光時間 54時間15分

PixInsightにて画像処理

撮影地: チリ・ウルタド渓谷リモート撮影

#observatorioelsauce

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