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Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター記事にしました。こちらも参照ください!
https://masahiko.me/total-exposure-time/
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この返信は10ヶ月、 1週前に
Masahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターひのさん、
はじめまして。総露光時間の確認は、PixInsightでは一発で知る方法はなくて、ちょっと手間がかかります。いろいろ方法がありますが、一番簡単そうな手順を書きますね。
1. Fitsヘッダーの表示
masterファイルが表示された状態で、FileメニューのFITS Headerを実行します。するとmasterファイルのFitsヘッダー情報が表示されます。もし異なるファイルの情報が表示されていたら、一番上のボックスで選択してください。
2. 露光時間の確認
FITS Header情報のEXPTIMEから露光時間を調べます。下記では300秒です。
3.インテグレーション枚数の確認
HISTORYの中からnumberOfImagesというワードを探し、枚数を確認します。下記ですと282枚です。
4.露光時間の計算
300秒 x 282枚 = 5分 x 282枚 = 23時間30分
と計算できます。
またWBPPでもPost-Calibrationタブを見ることで、インタグレーション前の総露光時間時間の目安はわかります。下記ならば1時間19分5秒です。ただし、WBPPでは採用しない画像(Reject)もあるので、この時間より総露光数は短くなることがあります。
もし不明点があれば、お気軽にご連絡ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターフラットは面倒ですよね。でも画質が良くなると思うので、ぜひチャレンジください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター三河内さん
PixInsight を始めたばかりのときは、フローが安定するまでいろいろ起きると思います。なんでもご質問くださいー。
別途お送りいただいたlogファイルを拝見しましたところ、下記のエラーが出ています。
Zero or insignificant scaling factor for flat frame CFA component 0. (empty or marginal master flat frame data?)
Flatマスターに0の値があるため、割り算で使用するFlatのCalibrationでエラーになったようです。
Logを見てみるとISOの設定が、Bias、DarkとFlatで異なっていました。
Bias: 6400
Dark: 6400
Flat: 200ISOが大きいほどデータの値が大きくなります。今回はFlatフレームのCalibrationにBiasを使っているため、FlatからBiasを引いた時に、引きすぎて0になったピクセルがあったのかと思います。
ISOを同じにしてみてください。
またLogを見てもう一つ気がついたことがあります。フォルダ名に日本語が入っています。PixInsightは日本語のフォルダ名、ファイル名を使うとエラーになることがあります。フォルダ名、ファイル名は英数字をお使いください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターホットピクセルを星と誤認したのが原因とわかりました。記事に手順を書いたのでお試しください。
https://masahiko.me/wbpp-registration-failure/
また位置合わせがうまくいったことにより、Local Normalizationもエラーが減り、実行できると思います!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターこんどは、Image RegistrationのパラメータのDistortion correctionにチェックを入れて試してみてください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターありがとうございます。
これだけ星が写っていれば問題ないはずです。少しRegistrationのパラメーターを変更して、星を認識しやすくしたいと思います。
LightタブでImage RegistrationのRegistration Parametersをクリックしてください。
そこで次の設定をしてみてください。
Detection Scalesを8に
Minimum structure sizeを2に
Noise Reduction5に
Sensitivityを0.95に上記でだめなら下記もためしてみてください。
Peak responseを0.97に
Briht Threshholdを1に
Minimum distortionを9に結果がわかったらご連絡ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターお話を伺うに、まずは位置合わせの不調から解決した方がよいかもしれません。
Local NormalizationのエラーとImage Registration(位置合わせ)はまったく独立した事象で、位置合わせの問題にLNの影響はないとかんがえてよいとおもいます。
位置合わせがうまくいかず流れた画像と、その画像のIntegration前の画像数枚のスクリーンショットを貼っていただけますでしょうか。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター蒼月さん
早速ありがとうございます。
> d) 気象条件は全フレームでほぼ同じ
この条件は、Local Normalizationの効果に関するものという理解で正しいでしょうか。日によって輝度勾配の出方が違う場合が発生するので、WBPPのLocal Normalizationが有効であると。
私はリモートなので主にWBPPを使っています。また遠征のときは枚数がそれほど多くないので、FBPPを使わなくても、やっぱりWBPPで十分な感じです。
FBPPは撮影枚数が大量にあるときに、WBPPかける前の実験として使いはじめました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターようこそ。PixInsightの世界へ!
まず、Local Normalizationがエラーになっても、全体の画質に大きな影響はないことが多いので(私の友人は時間がかかるということでオフにしている人も多いです)、気にせず次の処理に進んで見てください。
エラーの原因を特定するには、黒いConsole画面かlogファイルに出ているエラーメッセージが必要です。頑張ってエラーを確認してみてくださいませんか。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター蒼月さん
ありがとうございます。そうなんですね。知りませんでした。全部いれるのは大変でした 笑
そうするとSmall Setの方はSmall Setは明るい星から暗い星まで4つのファイルに格納されているということでしょうか。
(追伸)
もうひとつのWBPPとFBPPの質問の方にも、ご意見あればお願いしますー
私も気になっているんです。-
この返信は10ヶ月、 3週前に
Masahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター新しくリリースされたFBPP 1.1.0からDrizzleがFBPPから実行可能になりました。お試しください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター岡本さん
前回ご質問いただいたDrizzleはFBPP1.1.0から設定可能になりました。Post-Calibrationから設定します。
WBPPとFBPPの違いはDrizzleが可能になったことで軽微になりました。WBPPの方が細かい設定ができることや、下記の点でよりWBPPの方が良い結果を得られます。
・Image Registration (位置あわせ)で projective transformationsではなく、spline-based distortion models を使うので、歪みの大きな画像を修正できる。
・NormalizationでGlobalではなくLocalなNormalizationをするので、画像ごとに輝度勾配が大きく異なる場合により適切にかぶり処理ができるようになる
逆に位置合わせ結果や、かぶり処理に不満がなければFBPPで良いと思います。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター岡本さん
GAIAデータは全部で20ファイルあります。全てをダウンロードする必要があります。いまは20番目のデータのみダウンロードされた状態になっています。
またダウンロードが大変な場合にsmall setを使うことができますが、その場合でも4ファイル必要です。
全てのファイルをダウンロードしたら、状況の画面でSelectを押して選択します。
お試しください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターいま出張先でPixInsightにアクセスできないため、週末に確認しますね。
ダウンロードしたファイルが表示されているエクスプローラのスクリーンショットを可能なら添付ください。
またファイルのサイズはそれぞれどれくらいになっていますか。全部でなくて2-3のファイルのサイズをお教えください。
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この返信は10ヶ月、 1週前に
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