コンタクトレンズを新調しました。
「それでは検眼を始めますね」
「遠くが良く見えるよう、度数あげあげでお願いします」
「手元の文字が読みづらくなったり、お仕事に影響が・・・」
「仕事に支障!どんとこいです」
「・・・」
という天文ファンにはあるあるの会話を交わしながら、1.5まで見えるコンタクトレンズを作りました。(作ってから、撮影中にカメラの表示とか読めるんだろうか・・・と心配になっても後の祭りです)
今回、星がよく見えるようにこだわったのは理由があります。それは昨年の夏のこと・・・
ペガスス座の10個の星
とある観測地でN師匠と出会いました。その膨大な知識と経験から私が勝手に師事している方です。N師匠曰く、
「ここは良い観測地ですね。ペガスス座の四辺形の中に星が10個見えます。空が暗くて天気のコンディションが良いと10個見えるんです」
(マジ!? 5〜6個しか見えないっす、師匠)
星図を調べて見ると、確かに四辺形の中には4等星が4個、5等星が6個が入っています。ということは、全天の半分から6割の星しか私は見えていないのか。なんてもったいない。そんなことを思いながら、師匠に向いてみると、その目にはビン底眼鏡がキラリと。
(なるほど、そういうことであったか・・・)
「今年の夏は11個以上見て、師匠越えだ!」と心に誓って、コンタクトレンズを新調したのでした。かかってこい、ペガスス座!