PixInsight

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天文ガイド最優秀作品 受賞記念 〜 ケンタウルスAのPixInsight 全画像処理工程を公開!!

天文ガイド2021年9月号で最優秀作品賞をいただきました。最初に買った天文ガイドは小学校の4年生のとき。数十年を経て受賞できたことに感慨もひとしおです。嬉しかったのはジェットの画像処理を評価してもらったことです。今回のケンタウルスAは、画像処理にいろいろ工夫しました。
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RGB別の画像を一発で確認する方法 〜 PixInsightの画像処理

画像処理でとても重要なことの一つに、R, G, B別の画像を確認することがあります。RGBのどれか一つのチャネルが飽和してしまう色飽和や、彩度あげなど強調処理を繰り返す中で発生してしまう恐ろしい色抜け。これらはカラー画像では気が付きにくいもの。今回は一発でカラーチャネル別の画像を書くにする方法をご紹介します。
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PCCのパラメーターと星の色の話 〜 PixInsightの画像処理

昨年(2020年)の秋に発足したPCC事故調査委員会。PixInsightのPCCで発生する緑被りを抑制する画期的な手法を提示しました。しかしM4の処理では大失敗。今回は失敗の理由を引き起こしたパラメータ設定から、星の色の話まで解説します。
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一手間かけて綺麗に星を小さくする 〜 PixInsightの画像処理

簡単に星を小さくするEZ Star Reduction。しかし星の周りに黒くリンギングができる副作用がありました。今回、スクリプトを使用せず手作業でパラメータを調整しながら処理することでリンギングの抑制ができました。いろいろなマスクワークも解説しています。
銀河

めざせ世界! ケンタウルスAを再処理しました

ケンタウルスAの処理もおわり、新月でやることもないのでマンガでも読もうとまったりしていたところ、天リフ編集部のリツィートが目に止まりました。素晴らしい画像です。ロッキーのファンファーレが頭の中で鳴り響くのを聴きながら、私はPixInsightを起動しました。
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日本Deconvolution学会報告その2 「銀河のリンギング抑制」〜 PixInsightの画像処理

Deconvoluiton使用時の星雲中のリンギング抑制に続いて「銀河編」です。銀河むけのスペシャルというより星雲にも使えるテクニックで進化版と考えています。M83とケンタウルスAの画像処理をする過程で、Deconvolution処理を改善させることができました。
星雲

(速報) ケンタウルスAのジェットを捉える

いまケンタウルスAの画像処理をしています。なかなかの難物で完成までにはまだまだ時間がかかりそうですが、処理の過程で銀河から吹き出しているジェットを捉えることができました。画像処理ができあがるまで我慢できなくなっちゃったので速報します!
PixInsight

さらばメルヘン 〜 明るさと色の不思議な関係

M83がメルヘンになる問題に苦しんでいました。奥さんや娘に嬉しそうに「これ見て!」とM83を見せたところ「まるっこくて可愛い〜」との反応。わたしゃ、可愛いと言われたくて精進してきたわけではないのですよ。この問題、解決は意外なところにありました。
撮影方法

(GW特別企画) 長時間露光は報われるのか? 検証してみました。

日本で晴れないストレス発散とばかりに露出しまくりのチリリモート撮影。しかし長い時間の露光は良い面ばかりではありません。一番の問題はたくさん撮影できないこと。一晩で一天体とするのか、もっと撮るのか?そこで、GWの有り余る時間を使って検証してみました!
PixInsight

日本Deconvolution学会報告 「星雲中のリンギング抑制」 〜 PixInsightの画像処理

我が日本Deconvolution学会はこの数ヶ月で急速な発展を遂げました。世間の常識を一変させたのがGlobal dark戦略。しかし星雲中の星にはうまくマスクをかけることができずリンギングの痕跡が残ってしまいました。それもLocal Supportをうまく使うことで解決しました。