フォーラムへの返信
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Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターTakeo603さん、
投稿ありがとうございます。
Deep Star Party 2022に参加していて返信が遅くなりました。いま帰ってきました。Ez Star ReductionはまだStarNet2には対応していないようですね。StarNetはPixInsightのパッケージに同梱されているので、PixInsightを再インストールすれば、StarNetが使えるようになると思います。試していただけますでしょうか。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター解決してよかったです。
いつでもご質問をお待ちしています!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターissy180さん、
ご質問ありがとうございます。確認したところ、WinとMacではファイル構成が異なりました。上記のファイルはMacの場合のようです。Readme.txtを読むとWinもMacも全てのファイルをBinフォルダの下にコピーすれば良いようです。指摘くださって助かりました。今日、ちょうどPixInsight解説本のStarNet2を書いていたところでした!
ブログや質問コーナーの回答も修正しておきます。
わからないことがあれば、追加のご質問ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター数式は失礼しました。HTMLファイルの関係で表示が変になっていたようです。正しく表示されるように変更しました。
エラーは大丈夫なようです。前々回の実行のエラーが表示に残っているだけと思います。見ると「右側の括弧)がない」という内容です。前々回にエラーが出てその時に直したのでないでしょうか。
この先はパラメータの調整で詰めていきます。
- Ha_BlendをHistogram Transformationで調整 (ブレンドするHα)
- boostを調整(Hαのブレンド量)
- B_boostを調整(色あい)
いろいろ試してみて良い感じになるのを探します。上記の画像ですと背景が少し赤いように感じました。Ha_Blendを作るときにHistogram Transformationのシャドウクリッピング(左側のスライダ)を右の方に寄せて、背景をカットしても良いかもしれませんね。もしくはRange Selectionで銀河だけに処理がかかるマスクを作ることも良いように思います。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターカラーカメラにHαフィルター画像をつけて撮影した画像があるわけですね。記事と同じステップで可能です。
今回の方法の原理はこうです。
・RチャネルはRGB画像のRと、Hαの比較明合成
・Gチャネルは何もしない
・Bチャネルはカラーバランス目的で、RチャネルにHαが足された場所にBチャネルにもHαを足す1. Star Alignment
WBPPでカラー画像とHαを一緒に処理するか、もしくはStar Alignment処理を使って位置合わせをする。Star Alignmentは下記の設定
・Reference Imageにカラー画像設定
・Add FilesでHα追加
・Output Directoryで出力先フォルダ設定2.名前の変更
位置合わせが終わったHα画像の名前をHa_Blendにする。画面の左側のタブで名前を変える
2. Hα_blend画像をHistogram Transformationで修正
これは、追加するHα画像をどうするかなので、お好みで修正ください。たとえば銀河などであればかなり暗くして、HII(いわゆる赤ポチ)を中心に明るい部分だけ残しても良いと思います。3. PixelMath起動
PixelMathを起動して、”Use a single RGB/K expression”を設定する
4. Rチャネル設定
Rチャネルに下記を設定
max(\$T[0], boost*Ha_Blend)
5. Gチャネル設定
Gチャネルに下記を設定
\$T[1]
5. Bチャネル設定
Bチャネルに下記を設定
iif(\$T[0]<boost*Ha_Blend, \$T[2] + B_boost*Ha_Blend, \$T[2])
6. Symbols設定
Symbolsに下記を設定
boost=1.2, B_boost=0.06
7. Create new imageパラメーターをオン
Destinationを開いて、Create new imageにチェックをいれる
8. いったん実行
▲マークをカラー画像にドロップしていったん実行する。
9. パラメータの調整
できた画像を確認してパラメーターを調整
SymbolsのBoostを増やす、減らすことでHαの追加量を設定
B_boostを増やす、減らすことで追加されるHαの色味を調整 (0にすると赤になる。増やすと紫っぽくなっていく)
ここのパラメーター調整は割と大変で、記事に書いたタランチュラ星雲の場合、こればっかり数時間ずっとやっていました!いかがでしょうか。まだおわかりならない箇所があれば、返信ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターstarlightさん
ご質問ありがとうございます。そうですね。私は試していませんがL画像に適用で良いと思います。
私もモノクロ撮影でしたが、最後まで仕上げたあとにちょい足しするため、カラーに合成しました。でも最初からやる場合はL画像に適用したほうが良かったようにも思います。いまにして思えば、カラーのときもL画像を抽出してLに適用し、そのあとLRGBCombinationで戻す、ということをしても良かったです。NSGとLocal Normalizationに関しては、PixInsight 1.8.9でLocal Normalizationが大幅強化されたので、NSGよりLocal Normalizationの方が良いと思います。今回の強化の際にNSGはScripメニューから削除されたので、やはりLocal Normalizationを使って欲しい、というメッセージかと思います。
追加のご質問がございましたら、お気軽に!!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターそろそろ先生をやめましょうか😅
PixInsightのフォーラムでは、開発者の方がネイティブについてコメントしていました。使っているサードパーティの外部ライブラリ群がネイティブ対応するのを待っているそうです。待ち遠しいです。
350はやはりおすすめです。ユニテック社に質問すると、丁寧に教えてくださるので聞いてみるのもおすすめです!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターどんなご質問もウェルカムです〜
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター田中さん
ご質問ありがとうございます。YouTubeのご質問に気がついて、「よろしければブログの質問コーナーで会話しましょう」と書こうとしたところ、すでに質問くださったことに気づきました。StarNetはインストールが必要です。こちらに方法を記載しました。
https://masahiko.me/starnet-colormask/しかし、StarNetのより高性能版のStarNet2が登場しています。不自然な星消し後などが消えてとても性能がアップしているので、StarNet2をインストールすることをお勧めします。
■ダウンロード
まずこちらからPixInsight用のStarNet2をダウンロードします。
https://www.starnetastro.com/download/■ファイルのコピー
ダウンロードしたファイルを解凍し、全てのファイルをPixInsightの入っているbinフォルダの下にコピーします。■登録
次にPixInsightからStarNet2が利用できるように登録します。1. Process – ModulesメニューからInstall Modules…を実行
2. Searchボタンを押す
3. 検索されたStarNet2を選択してInstallを実行
Installが終了すると、Process – <All Processes>の中にStarNet2が登録されます。もしM1 Macをお使いならば、こちらをご参照ください。
https://masahiko.me/starnet2_m1_mac/ちょっと手順が複雑なので、わからなかったら、お気軽にご連絡ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターウィスキーボンボンさん、
WBPPの記事のことは、本人はなかなか気がつかないので、コメントはとってもありがたかったです!これこらも、どしどし教えてください。全部同じなら安心ですね。難しいのはその後のカラーキャリブレーションで、そこはまだ試行錯誤しています。
またご質問くださいね!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター米倉さん
返信が遅くなりました。■SWATについて
クランプを締めた状態では、350と310は同じ精度と感じます。つまり動作中は同じ精度です。ターンテーブルの剛性は350の方が高いとのことですが、私のBORGを載せている分には違いは感じませんでした。350と310はターンテーブルの構造が違うので、クランプを緩めた時の動きが異なります。クランプを緩めて手で回転させたときは350の方が滑らかに動きます。それによりPolemasterなどの電子極軸での設置精度が350の方がよくなります。私が310から350に改造したのは、これが理由です。恒星時目盛環は、私には不要でした。新しい天体を導入するときに近くの基準星をまず入れて、そこから移動させます。そのタイミングで目盛環を合わせ直しますので、恒星時でなくても問題ありませんでした。
特に問題なければ350がおすすめです。
■Mac M1について
私は2つのMacを使っています。
・MacBook Pro: M1 Max メモリ64GBの全部入り
・Mac mini: M1 メモリ16GBM1 MaxのMacBook Proは爆速を期待していたのですが、思ったより速くない印象です。WBPPなどはかなり時間がかかります。M1のMac miniもそれなりの高速を期待していましたが、そんなに速くないです。とはいえ、遅いわけではないです。
感覚論ですが、M1でのPixInsightはApple Siliconにネイティブでないせいか、速くない印象はあります。ネイティブのDavinch Resolveなどはかなり速いので、きっとロゼッタの問題な気がしています。
追加の質問があればお気軽に!!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターウィスキーボンボンさん、
たしかにWBPPはかなり変わりましたね。基本フローのWBPPを更新しました。
https://masahiko.me/pixinsight-workflow/#toc1フィルターのご質問ですが、全ての画像で同じフィルターをかけているのでしょうか。WBPPで実行しているのは基本的には、ダークやフラットなどキャリブレーション、位置合わせ、ノイズ処理、合成ですので、もしすべて同じフィルターということでしたら、あまり気にせず同じパラメータで実行すれば問題ないと思います。
もし画像ごとに異なるフィルターを使っていて、フィルターごとにたとえば異なるフラットを設定したいなど処理を分けたいということでしたら、工夫が必要になります。たとえばモノクロカメラのRGBフィルターの場合は自動判別しますのでフラット設定やパラメータ設定は別々に設定できますが、その他のフィルターで処理を分けたいということですと、まだ実験したことはないのですが、Grouping機能を使って自分でグループを作ってそれごとにフラットやパラメータを個別に設定します。
お答えになっていますでしょうか。もしご質問が違うことでしたら、お気軽にご返信ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター回答をありがとうございます。解決してよかったです!!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスターtakahiro9930さん、
こんにちは。PCCのグラフからエラーを読み取ることはできず「そういうものか」とみる程度です。グラフ上の直線に乗っていると嬉しいというのもありますが、それほど深い意味はないと思います。
PCCはカラーカリブレーションの処理の一種です。カラーカリブレーションの基本は「何を白色として判定するか」というホワイトリファレンス(白の基準)を決めることで、PCCは次のプロセスでホワイトバランスを決めます。
(1) 撮影した星の色指数を測定
(2) APASSデータベースに登録された色指数を取得
(3) (1)と(2)の相関を確認 ←これがグラフです
(4) 相関に基づき撮影データのホワイトリファレンスを決定つまりPCCはたくさんの星を測定して大袈裟ですが、やっていることは「何を白とするか」というホワイトリファレンスを決めているだけです。
ホワイトリファレンスは地球で撮影された映像ならば太陽光を用います。「太陽の光は白」とみなすわけです。しかし天体写真では太陽光が存在しないので銀河を白とみなすことが多いです。(4)はAPASSデータベースの平均的な銀河の色指数を、撮影した画像の色指数に変換することで、撮影した画像のホワイトバランスを決定します。
カラーバランスは何が正しいか判定するのは、とても難しくて私も悩んでいます。M4が最初赤っぽいと考えたのは、AstrobinやAPODの画像を大量にみて、「もっと黄色いのが良いのかな」と判断しました。
もしご興味があればこちらもご覧ください。
https://masahiko.me/pixinsight-pcc/PCCはややこしくて疑問はたくさん残ると思うので、遠慮なくご質問ください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦
キーマスター最近はじめたこととして、ノンリニア工程でもSTFを多用しています。ストレッチをあまりしない暗い状態でノンリニアの処理をしているので、STFで明るくしてみています。
それもお試しください!
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