Masahiko Niwa/丹羽雅彦

星雲

房総で「天文なう」を楽しむ 〜 クラゲ星雲の撮り増し

空前の天文なうブームに湧くアマチュア天文界。老いも若きも夜な夜な映えた撮影風景が投稿されています。私も虎視眈々と機会を狙うひとり。しかし、撮影中にそんなゆとりも技術もなく時間ばかりが過ぎていきます。しかしそんな私にもチャンスが巡ってきました。
星雲

永遠の迷宮に彷徨う 〜 IC443クラゲ星雲

もう現世には戻ってこれないかと思いました。休前日のこの日、仕事帰りにいつもの三浦に向かいました。本当は天リフ宿題の魔女の横顔をなんとかしたかったのですが、もう星空の季節は春。深夜を待たずに沈んでしまうのでクラゲ星雲を狙いました。
撮影方法

オートガイドデビューしました

今年の目標の一つに「撮影技術を向上する」を掲げました。まあこれ、今年の目標ってわけでなくて、ずっとそうなんでしょう。その第一弾としてAPTとオートガイドを導入してました。オートガイドはQHY5L-IIMとミニ・ガイドスコープです。
撮影方法

コードを無くさない!

天体撮影をしているとどんどん増えていくコード類。一本でも忘れると撮影できなくなるので、現場では全部そろっているかどうか、設営のたびにおびえていました。そんな私が一工夫でその恐怖から解放されたのです。超プチネタですが、自分ではとっても便利と思...
PixInsight

カラーバランスを整える 〜 PixInsightによる馬頭星雲の再処理

馬頭星雲の画像の再処理をしました。写真を公開してからいただいたアドバイスや、新たに得たPixInsightのテクニックを活用しています。かぶりの除去、カラーバランスの調整、ノイズリダクション見直しました。
PixInsight

TGVDenoiseによるノイズリダクション 〜 PixInsightの画像処理

天体写真の画像処理には欠かせないノイズリダクション。最近、思うところがありノイズリダクションのかけ方を変えました。少し緩めたのです。理由の一つめは大切な構造を消してしまっていたこと。理由の二つ目は、ノイズリダクションしすぎた画像の違和感です。
つれづれに

たのしい天体観測の月間PVが1万を超えました。

昨年4月7日に産声をあげた「たのしい天体観測」の1月のページビュー数(PV)が12,096件となり、1万件を初めて超えました。アクセスしてくださった方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
PixInsight

微光星だけのマスクをつくる 〜 PixInsight(じゃない人も)の画像処理

以前に紹介したStarNetの星マスクにより微光星を暗くする手法の決定は明るい星にも作用してしまうこと。そこで今回は星マスクから明るい輝星は消し、暗い微光星だけのマスクを作ってみます。このマスクは、微光星だけの彩度をあげるなどに応用することもできます。
PixInsight

DBEが上手になりました(当社比) 〜 PixInsightの画像処理

大きな声で言えないのですが私はDBEとABEが苦手です。DBE/ABEといえばPixInsightの基礎。野球でいえばキャッチボール。キャッチボールの下手な野球部員が解説記事を書いていたわけです。でもそれも昨日までの私。DBEが上手になりました(たぶん・・・)。
PixInsight

簡単なステップで星を小さくする 〜 PixInsightの画像処理

星雲を強調したいときなど、星を小さくしたいときがあります。評判の良いのがAdam Blockさんが提案したDe-Emphasisという手法です。処理ステップ数が多いのですが、一連のステップを自動化してくれるスクリプトが登場しました。その名もEZ Star Reduction。