星空の写真ギャラリー

銀河

青白き、小マゼラン雲

小マゼラン雲です。海外ではSMC (Small Magellanic Cloud)と呼ばれます。我々の住む銀河である天の川のすぐ近くにいる銀河です。大マゼラン雲のほうは棒渦巻銀河の面影をみることができますが、小マゼラン雲は棒渦巻銀河だけど不規則銀河ともいわれ、もや〜っと存在しています。
銀河

美しい! ちょうこくしつ座 渦巻銀河 NGC 300

「天体に貴賎なし。全ての天体は等しく美しいのである。」・・・とのたまいながらも、やっぱり綺麗な天体とそうでもないのも、あるわけです。あんまり撮りたいものがないなぁ、と思って何気に撮影を始めたあまりよく知らないNGC 300という渦巻銀河。撮影してみたら自分市場最高に美しい天体でした。
星空の写真

新しい価値の時代? 2022年11月8日 皆既月食・天王星食

今回の皆既月食・天王星食は「価値観がガラリと変わり、これまで好きでやってきたことが価値になる」という意味があるのだそうです。新しい時代を予感しつつ、山梨県全国育樹祭広場に星沼会の友人らと皆既月食・天王星食を見にいきました。
星雲

ひとり、心静かに勾玉星雲

その日の私は強い決意を胸に、千葉に向かいました。「ひとり星空に身を置き、自らの心の奥を見つめ直す」数日前に読んだインド仏教に関する書籍に心打たれたのです。
星雲

宇宙からこちらを見つめる目 〜 らせん星雲 NGC 7293

宇宙には、つくづく変わった形の天体がありますが、らせん星雲(NGC 7293)もその一つです。これは目です。どうみても目です。おまけに眉毛もあります。目尻と目頭、まつ毛もちゃんとあり、拡大すると虹彩の放射状の模様もあります。じ〜っとみていると、だんだん不思議な気分になってきます。
銀河

地味かと思いきや・・・見どころいっぱいバーナードの銀河 NGC 6822

7月の初めから8月終わりまで、チリのリモート観測所で、ずっとバーナードの銀河と呼ばれる不規則銀河 NGC 6822を撮影していました。画像処理をしてみてびっくり。地味どころか見どころがいっぱい。ひとつずつご紹介しましょう。
星雲

めっちゃカラフル。さそり座の心臓部

終わりゆく夏に想いをよせて、さそり座の中心部です。左下のオレンジ色の星が、さそりの心臓アンタレス。さそり座ってこんなにカラフルなんですよ。さすがオリオンを一発で倒したやつ。たくさんある天体の中でも、最も色彩豊かな領域の一つです。
星雲

人類のみなもと超新星爆発 – ほ座超新星残骸

ほ座超新星残骸といって、12,000年くらいまえに大爆発(超新星爆発)した星の残骸です。本当はもっと広がっていて、全部撮影するには、あと50枚くらい必要そう。超新星爆発といいますが、実際には星の終焉のことです。
星雲

もう一度、この目で見たいオメガ・ケンタウリ

オメガ・ケンタウリです。これは銀河ではなくて、全天で一番大きな球状星団。1000万個の星が集まっています。私は2019年のチリ旅行でオメガ・ケンタウリを口径30cmのドブソニアン望遠鏡で見ました。この写真の画像処理は、そのときの記憶に一番近い感じにしました。
星団

プレセペ星団は星でした・・・

世間が春の銀河祭りに沸き立つこの時期、焦点距離400mmの望遠鏡を持つ私はいまひとつ撮影対象が決まらず、途方に暮れておりました。そんな時思い出したのが、先日に感動したかに座。かに座といえばプレセペ星団です。