Masahiko Niwa/丹羽雅彦

フォーラムへの返信

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  • 返信先: WBPPのPlate solvingエラーについて #10524
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    てぐみんさん、蒼月さん、

    PixInsightのフォーラムでWBPPにAstrometric Solutionを実装した理由を質問をしてみました。WBPPのチームにも参加されているAdam Blockさんから回答をいただきました。蒼月さんのコメントのとおりAstrometric Solutionは画像には影響を与えないとのことです。

    https://pixinsight.com/forum/index.php?threads/astrometric-solution-in-wbpp.19381/

    私はAstrometric Solutionで作られたモデルが、Image Registration(位置合わせ)のDistortion Correction(歪み補正)に使われ、歪み補正精度と速度が上がると勘違いしていましたが、そういうことではないようです。失礼しました。後から読む方が混乱するといけないので、最初の回答も修正しました。

    フォーラムの回答をまとめるとこうです。

    • Astrometric Solutionにより、座標情報、焦点距離その他は画像ファイルに書き込まれ、WBPPの後に実施する各種処理で使用することができる
    • 情報はフレーム間でコピーされている。少しの不正確さが発生するので、より精度をたかめるにはもう一度Image Solverを実行する必要がある。
    • 現在のWBPPではAstrometric Solutionの情報は使っていない
    • 近日中のアップデートでは、WBPPでも使用するようになる予定。
    返信先: WBPPのPlate solvingエラーについて #10422
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    (こちらも誤った記載があったので、修正しました。)

    蒼月さん

    ありがとうございます。WBPPでPlate solvingをするようになりましたよね。Astrometric SolutionのPlate Solvingについては次に記載がありました。

    https://pixinsight.com/tutorials/solver-distortion/

    ・Plate Solving時の歪み補正(Distortion Correction)の処理速度の向上
    ・歪み補正の精度向上

     

    返信先: WBPPのPlate solvingエラーについて #10394
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    (最初に回答してから間違いがあったので、後から読む人を混乱させないように最初の回答から修正しました。このスレッドの最後にわかったことを書いておきますね。)

    てぐみんさん、こんばんは。

    もし生成されたファイルが特に問題なければそのままにしておいても大丈夫です

    WBPPのPlate Solvingでエラーが出ているようです。Plate Sovlingは画質に影響を与えないため、処理が止まったところで、パラメーターを変更してPlate Solvingを成功させるよう頑張ることもできますが、そのままスキップしても大丈夫です。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    てぐみんさん、こんばんは。

    このご質問は新しいトピックにした方がよさそうですので、「WBPPのPlate solvingエラーについて」というタイトルで新しいトピックを作りました。そちらをご参照くださいね。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    拝見しました。Pixel Rejectionだけでも周辺部は消えていますね。参考になります。

    このプレアデス、周りにほんのり赤がのっているのですね。私のプレアデスは単色にしてしまったのですが、近江商人さんのは、色数のせいかとても鮮やかに見えます。

    https://masahiko.me/pleiades-tokodai/

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    近江商人さん、

    消えたのですね!まずはよかったです。Sigma HighでSNRがそんなに下がるのですね。外れ値をRejectionするだけだから、それほど関係ないかと思ったのですが、2シグマで5%、1シグマで32%リジェクションされると考えると影響がでてくるのでしょうか。

    私なら5枚、Sigma High=3の画像を6枚作って、もう一度、Integrationする作戦をとりそうです。

    返信先: WBPP 2.5について #9684
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    すみません、いま気が付きましたが、先日のトラブルの続きでしたね。であるとすると上記の作業をしても状況は変わらないでしょうか。

    返信先: WBPP 2.5について #9683
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    清水さん

    こんにちは。二つ確認したいことがあります。

    • PixInsightが最新の1.8.9-1になっているか?1.8.9ですとWBPP2.5がインストールできないようです。
    • RESOURCES → Update → Manage Repositoriesの画面で、下記のように指定が1.8.9-1になっているか?もしなっていなかったら、Editボタンを押して、1.8.9-1に書き換えます。

    いかがでしょうか

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    坂下さん

    解決方法を探していて遅くなりました。まだ私も方法がみつかっていません。WBPP 2.5はインストールトラブルがいろいろあったようで、もしかしたら最新版で治っているかもしれません。情報がはいりましたら、続報いたします。

    返信先: PCCの色について #9674
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    山下さん、

    ご質問をありがとうございます。光芒が周辺まで広がる立派なアンドロメダ銀河ですね!

    困ったことに、PCCの色はわりと変わります。私もその意味については研究しているところです。主に下記の2点により変わります。

    (1) 測定する星

    Limit magnitude、およびApertureのオプションで測定する星の数や種類が決まります。Limit magunitudeは星の等数の最大値、Apertureは測定する円の直径です。通常、量パラメーターもAutoで使用されていると思います。これをマニュアルにして自分で設定してみるとLimit magnitude、Apertureともに数字を大きくする方が赤くなっていく傾向にあります。そう考えるとAutoにしていても、サンプルとして採用された星の等数や測定の大きさによって影響をうけると考えています。

    (2) Background Neutralization

    一番下のBackground NeutralizationをPreviewで指定した場合、Previewの状態によってかなり変わります。Background Neutralizationは背景のニュートラルグレー化ですが、それにより天体部分にも一定の影響があります。PCCは色合わせした後にBackground Neutralizationを実行します。結果が気に入らなかった時は、PCCを再実行せずにBackground Neutralizationだけをかけることも、私はよくやっています。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    近江商人さん、こんにちは。
    こちらでは初めてですね。質問ありがとうございます。
    2つ方法を考えてみました。一つ目の方が精度が高いと思います。

    以下、反転前の画像をA、反転後をBとします。Bの光条を消すのが目的とします。

    (1) Pixel Rejectionを使う方法

    Image Integrationをするときに人工衛星の軌跡などを消す機能を応用することを考えました。
    Image IntegrationのPixel Rejectionは、雑に言うとピクセルごとの輝度の平均値から外れたものを除外します。人工衛星の光は、ない場合に対してそこのピクセル輝度が高いので除外するわけです。

    ここでBの方のsubframeをたとえば10個のグループにわけます。B1, B2, B3..とします。Aが100枚、Bが100枚とすると、B1, B2, B3..は10枚ずつです。AとBの200枚をそのままIntegrationするとAとBの光条がそのまま採用されますが、AとB1をIntegratonすると、Aの100枚に対してB1が10枚で1/10なので、Bの光条のあった部分の輝度の平均値がAに近い値になり、結果としてB1の光条が外れ値として除去されると考えました。人工衛星の軌跡が消されるのと同じ理屈です。

    こうして、できた10枚のマスターファイルを、再度、Image Integrationします。2回に分けてIntegrarionすると統計上のロスはありますが、以前の質問コーナーに書かれていた方の話ですと、それほど変化はなかったそうです。
    https://masahiko.me/forums/topic/local-normalization%ef%bc%88ln%ef%bc%89%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

    (2) マスクを使う方法

    (1)がうまく行かなかった時の次善の手段で考えました。

    A、BそれぞれでImage Integrationしたデータを、masterA、masterBとします。まず二つのmasterをLinerFitで輝度を揃えます。

    次にPixel Mathで、(masterB – k*masterA)としてkをうまく調整すれば、Bの光条だけ抽出できるように思います。

    その抽出した光条を強調したりなど加工してマスクにしてmasterBに適用し、masterAの画像を流し込みます。流し込むのはPixel Mathで(master A)とだけ書くと、マスクがかかっていない部分が置き換わります。

    すると光条部分がmasterAに置き換わるように考えました。

    私の頭の中ではうまくいっているのですが、どうでしょうか。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    斎藤さん

    ありがとうございます。マスターを分割して作る手法はそれほど変化は無いのですね。私は理屈の上だけで考えて実践していませんでしたので、もしかしたらそんなに気にする必要がないかもしれませんね。

    私もいろいろ勉強になりました。ありがとうございます。
    またお気軽にご質問ください。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    斎藤さん

    詳細な説明をありがとうございます。WBPPを使う場合はインテグレーションに含める画像がリファレンスになるので、ご説明いただいた方法を取る場合はCalibrationまでで止めて、その後は手動でする必要があります。

    その際にひとつ心配していることがあります。インテグレーションは、各種の統計処理をします。Pixel Rejection、 Noise Reduciton、重みづけなどです。正しい統計処理には十分な画像枚数を確保する必要があります。ご説明くださった方法ですと、各回のインテグレーションで充分な枚数が確保できず、品質が高まらなかったり、不適当な処理が起きてしまう可能性があります。

    ブログで記載した、Subframe Selectorを使わずにプログラムに選別を任せた処理をするときにも、プログラムが判断ミスをする可能性があります。とくにブログの方法ではPixel Rejectionを使った星像の改善が期待されるのですが、それがうまく働かないことを心配しています。

    もしPCの性能が許すのであれば、一回でインテグレーションすることもご検討ください!

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    返信が遅くなりました。

    確かにWBPPにいれたIntegration対象のlightが対象です。Integrationに含めない外部のLightをリファレンスにしたいのは、どのようなときなのでしょうか。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    斎藤さん、
    本をお読みくださいましてありがとうございます。嬉しいです。

    私も同じで、これまではCalibrationまでWBPPをやっていて、その後はマニュアルでしたが、今回のことでBlinkで画像選別したらSubframe Selectorの選別はやらないことにしました。

    LNのリファレンスですが、WBPPの最新版をお使いでしたらWBPPのLightでInteractive modeをチェックすることで選択することができます。

    またこれをチェックしない場合、PSF Signal Weightという測定方法で一番値が大きい画像が選ばれます。これは同じ日ではなく、複数の日の中で最も値の大きい画像が選定されます。一定以上の枚数がある場合は、PSF Signal Weightが高い画像を10-20枚インテグレーションした画像がリファレンスに使われます。

    PSF Signal Weightは星のデータの強さを測定しているようで、調べてみたところ、SN比に強く相関がありました。これまでのところ、Interactive modeでやっても、結局システムが選んだPSF Signal Weightが大きい画像をリファレンスにすることで問題がないので、私はInteractive modeは使わなくても良いかなとも思い始めています。

    ご不明点がありましたら、お気軽に返信ください。

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