夏の遠征で混ぜまくったアイリス星雲。自分でももう少しやりたくなって、撮り増ししてきました。みんなで撮ったのと違っておごそかな感じです。分子雲あわ〜い。
私のアイリス星雲の好きなところは、左上の青いアイリス星雲本体ではなくて、その横のエンゼルフィッシュみたいな分子雲なんです。
こういうのって、一度気がつくと、そこにばっかり目がいっちゃいます。なんか可愛いんですよね〜。この画像は星沼会の福島遠征と先日のまるやち湖の遠征での画像をブレンドしました。まるやち湖では、皆がアンドロメダ銀河に鏡筒を向けるなか、一人でアイリス星雲を撮影していました。
この遠征は、二人の動画師が動画にまとめてくれました。なかなか評判の良いこの動画たち。ネットで褒められるたびに「どんなもんだい!良いでしょう!!」って自慢げな気持ちになっていましたが、よく考えたら私が作成したものではなくて単に映っているだけです。遠征の記憶が蘇ってきて楽しいですね。
Aramisさんの動画
ぐらすのすちさんの動画
<撮影データ>
■おひとりさまのアイリス星雲
2021年8月10日23時37分50秒 〜 8月10日4時06分51秒
撮影地: 福島県田村市
L: 30秒x40枚
R: 30秒x38枚
G: 30秒x27枚
B: 30秒x29枚
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, gain 120)
露出時間: 1時間7分
2021年10月2日21時56分38秒 〜 10月3日2時55分59秒
撮影地: 長野県諏訪郡原村
L: 30秒x305枚
R: 30秒x76枚
G: 30秒x63枚
B: 30秒x31枚
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, gain 0)
露出時間: 3時間57分30秒
二夜合計 総露出時間 5時間4分30秒
BORG 72FL + 7872レデューサー (288mm, F4)
ASI294MM Pro
Astrodon LRGB Gen2 E-Series Tru-Balance Filters
露出(すべて-10°C冷却, Bin1x1, gain 120)
Unitec SWAT-350-Vspec Premium
QHY5L-IIM/ミニ・ガイドスコープ + PHD2
PixInsightにて画像処理