PixInsight

RGB別の画像を一発で確認する方法 〜 PixInsightの画像処理

画像処理でとても重要なことの一つに、R, G, B別の画像を確認することがあります。RGBのどれか一つのチャネルが飽和してしまう色飽和や、彩度あげなど強調処理を繰り返す中で発生してしまう恐ろしい色抜け。これらはカラー画像では気が付きにくいもの。今回は一発でカラーチャネル別の画像を書くにする方法をご紹介します。
つれづれに

チームプレイをたのしむ 〜 天文ガイド 2021年8月号ビギナーに掲載

今回はチリの友人2人あわせた連名で応募しました。今年はチームプレイにこだわっています。チリのリモートは共同で設備を運営し、撮影する楽しみです。ほぼ毎日のようにチャットしながら続けていくことがとても楽しい。 もう一つチームプレイがあります。先日の友情の北天分子雲です。
PixInsight

PCCのパラメーターと星の色の話 〜 PixInsightの画像処理

昨年(2020年)の秋に発足したPCC事故調査委員会。PixInsightのPCCで発生する緑被りを抑制する画期的な手法を提示しました。しかしM4の処理では大失敗。今回は失敗の理由を引き起こしたパラメータ設定から、星の色の話まで解説します。
星団

2つの球状星団。近くのM4と遠くのNGC6144

天体写真で遠近感を感じる方法がないか、とつねづね思っていました。星空は空に張り付いて2次元です。たとえば銀河の写真。「銀河の後ろの星が」とかつい言ってしまいますが、本当は星がすごく近くにあって、銀河ははるか彼方。なんとかならないものか、と思っていた私にチャンスが巡ってきました。
PixInsight

一手間かけて綺麗に星を小さくする 〜 PixInsightの画像処理

簡単に星を小さくするEZ Star Reduction。しかし星の周りに黒くリンギングができる副作用がありました。今回、スクリプトを使用せず手作業でパラメータを調整しながら処理することでリンギングの抑制ができました。いろいろなマスクワークも解説しています。
銀河

二つの銀河が衝突! ケンタウルスA

NGC5128 ケンタウルスAです。2021年の3月下旬から2ヶ月弱かけて撮影しました。ケンタウルスAは、中央部に特徴的な黒い塵の帯をもち私のような撮影班には萌えどころ満載なのですが、天体学者からすると「肝心なところがみえないよ〜。チラ見せやめて〜」という感じでしょうね。
銀河

めざせ世界! ケンタウルスAを再処理しました

ケンタウルスAの処理もおわり、新月でやることもないのでマンガでも読もうとまったりしていたところ、天リフ編集部のリツィートが目に止まりました。素晴らしい画像です。ロッキーのファンファーレが頭の中で鳴り響くのを聴きながら、私はPixInsightを起動しました。
PixInsight

日本Deconvolution学会報告その2 「銀河のリンギング抑制」〜 PixInsightの画像処理

Deconvoluiton使用時の星雲中のリンギング抑制に続いて「銀河編」です。銀河むけのスペシャルというより星雲にも使えるテクニックで進化版と考えています。M83とケンタウルスAの画像処理をする過程で、Deconvolution処理を改善させることができました。
星雲

(速報) ケンタウルスAのジェットを捉える

いまケンタウルスAの画像処理をしています。なかなかの難物で完成までにはまだまだ時間がかかりそうですが、処理の過程で銀河から吹き出しているジェットを捉えることができました。画像処理ができあがるまで我慢できなくなっちゃったので速報します!
撮影方法

SWAT-350V-spec Premiumの追尾チャレンジをしました!

私の愛機SWAT-310V-specを350V-spec Premiumにアップデートしました。オートガイダーも使っているので実用上は310V-specでまったく問題ないものの、Premium!と聞くと反応してしまうのが世の常。追尾のテストをしてみました。