星空の写真ギャラリー

星空の写真

友情の北天分子雲

誕生日を迎えるこの日は遠征に行ってきました。撮影対象は北天分子雲。撮ってはみると銀河は割ときれいです。しかし!分子雲があんまり写ってない! ちゃんと撮れたと思ったのに・・・。分子雲は存在していますが無理して強調してもコレジャナイ感が強い。そんな中、私が得られた友情とは・・・?
銀河

南のちっこい銀河まつり 〜 たくさん写ってました

画像処理も一段落し、私の興味が次の対象に移りつつあったM83。だいこもんさんが「矮小銀河が描写されている」とおっしゃいます。トリミングしちゃってました〜。早速、PixInsightのアノテーションをかけてみました。
銀河

M83 南の回転花火銀河 〜 チリのリモート撮影

M83南の回転花火銀河です。我らがM101回転花火銀河に対抗して、南天のフィエイスオン銀河。「南の」とつけるあたりネーミングが北半球目線ですw。日本からでは高度が低く撮影難易度が高い天体ですが、そこは南米チリ。地平高度にして89度とほぼ天頂を通過します。
星雲

イータカリーナ星雲 〜 チリのリモート観測を始めました

チリの友人2人と一緒にAstroCHL2JPNというチームを結成し、本格的にリモート観測を開始しました。ファーストライトは日本から見ることできないイータカリーナ星雲。南半球の方にとっては我々のオリオン座大星雲のような存在です。観測所はチリ北部のアンデスの山々に囲まれたウルタド渓谷にあります。
星景

天文ガイド2021年4月号に寄稿しました 〜 2020年南米皆既日食

楽しみにしていたけれど実現できなかった2020年12月のチリでの皆既日食。せめて、ということで現地情報を集めて天文ガイドに寄稿しました。レポートしたのはチリ在住のカルロス・カンポ、エドアルド・ラトーレと私のの皆既日食を見逃した3人です。
星雲

房総で「天文なう」を楽しむ 〜 クラゲ星雲の撮り増し

空前の天文なうブームに湧くアマチュア天文界。老いも若きも夜な夜な映えた撮影風景が投稿されています。私も虎視眈々と機会を狙うひとり。しかし、撮影中にそんなゆとりも技術もなく時間ばかりが過ぎていきます。しかしそんな私にもチャンスが巡ってきました。
星雲

永遠の迷宮に彷徨う 〜 IC443クラゲ星雲

もう現世には戻ってこれないかと思いました。休前日のこの日、仕事帰りにいつもの三浦に向かいました。本当は天リフ宿題の魔女の横顔をなんとかしたかったのですが、もう星空の季節は春。深夜を待たずに沈んでしまうのでクラゲ星雲を狙いました。
星雲

薔薇星雲 〜 吹雪の夜の猛特訓

たいへんな夜でした。温暖な千葉県の南部にも関わらず吹雪になりました。今回の私はとても燃えていたのです。これまでの極軸ずれによる長く伸びた星は、PEC機能を搭載したSWAT 310-Vspecに申し訳が立たない。「もう1ピクセルとて流さないぞ」との決意を新たに現地には午後5時過ぎに到着しました。
撮影方法

勇者オリオンの足もとで・・・ ぐだぐだなフカシロ遠征記

その日、深城ダムには、Twitter仲間の4人が集まりました。下手を打ってチームフカシロの名を汚すわけにはいかない、と軽い緊張感が周りを支配しています。その数時間後に凹んだ自分がいるとは、この時点ではまったく予想していません。その日の私は失敗のファンタジスタ・・・
つれづれに

公私混同の夜 〜 木星・土星大接近

それは木星と土星が大接近する前の週の木曜日のこと。愛機R130Sfをのぞきながら私は大興奮していました。33倍の望遠鏡を使って、初めて同一視野の中に木星と土星が入って見えたのです。 「おお!!こりゃすげぇ」 木星と土星といえば昔からの二大ア...