Masahiko Niwa/丹羽雅彦

星雲

人類のみなもと超新星爆発 – ほ座超新星残骸

ほ座超新星残骸といって、12,000年くらいまえに大爆発(超新星爆発)した星の残骸です。本当はもっと広がっていて、全部撮影するには、あと50枚くらい必要そう。超新星爆発といいますが、実際には星の終焉のことです。
PixInsight

(赤裸々報告) 宇宙のすごさ、美しさを伝えたい。画像処理でやったこと 〜 星ナビに掲載されました

ろ座銀河団が星ナビ2022年5月号の星ナビGalleyに掲載されました。私が天体撮影したり、ブログを書いたり、雑誌に投稿したりしているモチベーションは「宇宙はこんなにすごいんだぜ」と宇宙自慢をしたいことです。今回は、そんな宇宙の美しさを引き出すための画像処理の裏側を赤裸々に解説します。
つれづれに

<書評> 星雲撮影の人におすすめ「星間物質と星形成」

ブログを始めて早2年。一度も書籍の紹介をしていなかったことに気づきました。というわけで、書籍紹介の第一号は「星間物質と星形成 (シリーズ現代の天文学) 福井 康雄」です。
星雲

もう一度、この目で見たいオメガ・ケンタウリ

オメガ・ケンタウリです。これは銀河ではなくて、全天で一番大きな球状星団。1000万個の星が集まっています。私は2019年のチリ旅行でオメガ・ケンタウリを口径30cmのドブソニアン望遠鏡で見ました。この写真の画像処理は、そのときの記憶に一番近い感じにしました。
つれづれに

地味天に参加しました。

天リフ初のイベント「地味天」に参加しました。露光時間の長時間化や、インスタ映えするモリモリの星景写真などに対抗して、地味目でも良い写真があるんだよ、という企画です。
星団

プレセペ星団は星でした・・・

世間が春の銀河祭りに沸き立つこの時期、焦点距離400mmの望遠鏡を持つ私はいまひとつ撮影対象が決まらず、途方に暮れておりました。そんな時思い出したのが、先日に感動したかに座。かに座といえばプレセペ星団です。
つれづれに

モネが好き 〜 天体写真と絵画の関係

私が天体写真の、とくに星雲の写真を画像処理するときは、けっこう絵画の影響を受けています。星雲も印象派の絵画も、反射する光の変わりゆく様が命。天体写真は、写真ですがカラーバランスにはある程度の調整余地がありますし、構図も大切。「絵画を参考にしたって良いじゃないか!」って私は思っています。
PixInsight

カラー画像へのHαのブレンド <2022年版> 〜 PixInsightの画像処理

Hαフィルターを使った画像のRGB画像へのブレンドをされる方が増えてきました。2020年末にまとめたHαのブレンド方法の記事にもアクセスをいただいています。StarNetなどの星消しツールを使えばもっと精度良くブレンドできるはず。ということで、いろいろ試してみました。
星雲

銀河を離れイスカンダルへ 〜 タランチュラ星雲と大マゼラン雲

大マゼラン雲といえばイスカンダル。宇宙戦艦ヤマトが地球の滅亡を防ぐためコスモクリーナーを手に入れるため、銀河を離れはるばるのぞんだところです。ガミラスのドメル将軍と最終決戦をしたのが七色星団。最新のヤマトシリーズではタランチュラ星雲に存在する設定になっているそうです。
つれづれに

質問コーナーできました!

ブログを開始してから嬉しいことに、天体撮影な関する質問をいただくようになりました。その一方で、初歩的なところで困っている方もいらっしゃるはず。そこで質問コーナーを開設しました。私の代わりに回答してくださるのも嬉しいです。最初は誰もが初心者。お気軽にご質問ください。