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Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター
天体回帰熱さん
そういっていただけると、やりがいがあります。ありがとうございます。
Linear Defects Correctionは危険ですね。私も今回で副作用を知りました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターはい、ぜひ活用ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターpegasusさん
無事に解決してよかったです。Linear Defects Correctionをオンにするようお願いしたのですが、オフにするという機転を効かせてくださったおかげで解決できました。
Linear Defects Correctionは、最初に星や天体などを保護するために、明るいピクセルを画像からいったん除去します。その後にノイズ処理します。数字は背景ノイズのばらつきの標準偏差に対して何シグマ以上離れた明るいピクセルを除去するかを指定します。数字が小さいとより多くの明るいピクセルを除去するので処理の対象からはずれ、ノイズが残ってしまったのと思います。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターご確認をありがとうございます。Linear Defects Correctionをオフにしたら線が消えたのですね。よかったです。
古いCCDカメラを使ったときに一部のピクセルが劣化して黒い線がでることがあります。Linear Defects Correctionはその線を消すための機能です。CMOSカメラではそのようなノイズは出ないと聞いているのと、今回はオリジナルのLightファイルに線が出ていないので、Linear Defects Correctionオフで良いと思います。
また今回は関係ありませんでしたが、同じ温度条件でLightとDarkを撮影している場合、Optimize Master Darkをオフにしてください。この機能はLightと異なる温度、露光時間で撮影したDarkを使う場合に自動で調整する機能です。温度や露光時間が同じ場合に使うと逆にノイズが増えることがありますのでオフにするのが良いです。オフにした場合、Biasは不要になります。BiasはDarkに含まれるためです。OptimizeがオンのときはDarkに変更を加えるのでBias値も変わるため必要ですが、オフのときはBias不要になります。
Dark、Biasの縦縞は正常ですので安心ください。撮影した写真にはこのようなパターンノイズがふくまれます。BiasやDarkを引くのは、このようなノイズを除去するのも理由の一つです。
- この返信は1年、 8ヶ月前にMasahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター検証をありがとうございます。そうするとやはり、LightとDark, Biasがあっていないということになりそうですね。念のため確認なのですが、今回のDark、BiasはLightとGain、Offset、温度などは一致していると考えてよろしいでしょうか。
ノイズ除去には2つほどためしていただきたいことがあります。
(1) Optimize MasterDarkをオフ
WBPPのCalibrationタブでCalibration SettingsのOptimize Master Darkをオフにして実行してみてください。
(2) Linear Defects Correction
(1)のOptimizeをオフにしても効果がなかった場合、Linear Defects Correctionを試したみたいと思います。WBPPのLightタブにLinear Defects Correctionという設定があるので、これをチェックしてみてください。Correction typeはColumns and rowsが良いと思います。Rejection limitは既定値の3から始めてみて効果がありそうなら値を変えてみてください。
また根本的になぜこのようなデータになるかは、友人に聞いたりしてもう少し考えてみますので少しお待ちください。
またもう一つご確認いただきたいことがあります。Bias, Darkのデータにもこのような縦縞や格子縞のノイズは出ていますでしょうか。
- この返信は1年、 8ヶ月前にMasahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
- この返信は1年、 8ヶ月前にMasahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターたしかに強調するとムラが出ていますね。
問題の切り分けのためにもう一つだけためしていただきたいことがあります。Flatを使わずに
・LightとDark
・LightとBiasではけっかはどうなりますでしょうか
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター末舛さん、
こんにちは。
保存したFitsを開いてScreen Transfer Functionで左上のリンクボタンを解除した状態で、黄色いボタンを押すと画像はどうなりますでしょうか。また保存前は問題なかったのしょうか。
ダークファイルは「WBPPでRegistrationまで実行」をしたときに、Calibration時点でつかわれます。画像からダークが引かれています。
丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターpegasusさん
理由はまだわかりませんが、Darkが影響しているような気がします。私もHαだけがDarkを引いた時に過補正となってカメラ由来っぽいノイズがでたことがあります。
DarkなしでWBPP実行するとどうなるでしょうか。
またカメラの種類、Hαの露光時間、わかればGain、オフセットをお教えくださいますでしょうか。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター色も適切になったのですね。よかったです。不明な点があったら、お気軽にご連絡ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターネットで調べたところ、ASI2400MC Proはベイヤー配列がGBRBのようです。WBPPでCalibrationタブのMosaic PatternをGBRGに変更して実行してみてください。
もしうまくいかなかったら、他のパターンも順にためしてみてください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターNiinoさん
本を購入いただきありがとうございます。
色が変になるとのこと。左上の鎖マークのリンクをはずした状態で STFを実行しても緑になるますでしょうか。そうですとディベイヤーの処理が失敗したのかもしれません。P56に記載したように「ベイヤー配列を指定」した場合、どうなるか試してみるといかがでしょうか。
またカメラは何をお使いですか
丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターそうですね。この原理を知ってから私も捨てるコマが減って、心が平穏ですw。ぜひ試してみてください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター金子さん
こちらの記事ですね。
https://masahiko.me/integration-new-method/
星が線状になっているようなひどいガイドエラーの場合は除去した方がよさそうですが、星が楕円形になっているくらいでしたら、Pixel Rejectionが働くので問題ありませんでした。
また薄雲も、星の周りのハロが出る場合は除去した方が良いですが、シグナルが弱くなっているくらいでしたら、Integrationした方がSN比は高くなりました。
より正確には、撮影環境にもよるので、実験しながら基準を作っていく必要はありそうですが、まずは上記の考えで良いのではと思います。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター早々に解決して良かったです。またご質問ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターみいこさん、こんにちは。いつも活用いただきありがとうございます。
インストールされないとのこと。いくつかお教えください
(1) 日本語ディレクトリ
Windowsのログイン名が日本語になっているなどの理由で、PixInsightのインストールディレクトリやデータのディレクトリに日本語が含まれていると問題がおきます。日本語のディレクトリを使っていないでしょうか。(2) Manage Repositories
ResourcesメニューのUpdates – Manage Repositoriesに書かれているパスが、1.8.9-1になっているでしょうか。たまに1.8.9-1になっていない場合がありました。 -
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