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Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター
平均値、最小値がDarkよりも撮影画像の方が小さい理由として、今思いつくのは下記2つです
(1) Darkに光が入ってしまった
(2) 撮影画像とDarkの、Gain、Offsetが異なる。ちなみに、Gain, Offsetはそれぞれいくつでしょうか。
またよろしければM16のStatisticsもお見せください。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター山下さん
解決して良かったです。またご質問ください!
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
ありがとうございます。Darkが撮影画像に比べて明るいのが原因かと思います。
・Darkの平均値(mean): 1919
・撮影画像の平均値(mean): 1863つまり撮影画像の平均輝度より、Darkの平均輝度の方が明るくなっています。これによりDark減算したときに、かなりのシグナルが引かれてしまったようです。緑になったのはおそらくカラーカメラがBayer配列でRGGBでGの情報が2倍あるため、Gのみ淡いシグナルが撮影できていたのかもしれません(この辺はあまり知識がなく想像です)。
Darkを取得しなおすのが良さそうです。
私の方法はDarkに余計な光が入らないように、カメラのキャップをしてクローゼット中の光が入らない暗いところで撮影しています。明るい部屋で撮影したことがあるのですが、カメラのキャップをしていてもかなりの光を拾うため、Darkの輝度が上がってしまいました。丹羽
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- この返信は1年、 4ヶ月前にMasahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
- この返信は1年、 4ヶ月前にMasahiko Niwa/丹羽雅彦が編集しました。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター山下さん
ご質問をありがとうございます。また書籍の購入もありがとうございます。とても嬉しいです。
WBPPは機能強化に従い、どんどん画面が大きくなっていきました。ノートパソコンでは表示がはみ出る場合もあると思います。そんなときは画面右端のGlobal OptionsからCompact UIにチェックを入れてください。機能が折りたたまれて小さな画面になります。
折りたたまれた機能を表示するには、縦の両矢印をクリックします。
また昨日の画面が複数に分かれているときに、画面を切り替えるときは、上の方の両矢印をクリックします。
試してみてください!もしわからないことがあればお気軽に追加のご質問をください!
丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター山下さん
ご質問ありがとうございます。また書籍の購入もありがとうございます!嬉しいです。
この件は、新しいトピックとして作成しますね。そちらをご覧ください!Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
ありがとうございます。これまでの情報を総合すると、DarkでのCalibrationで問題が起きていると思います。Narrowbandフィルターを使っているためSubframeをみるととても淡いので、Dark減算をしたときにRがぬけてしまったように思います。RGGB配列なのでGのシグナルはある程度強く、Gは残ったので緑になったと推測します。(まだ推測です)
Darkフレームと、撮影画像、Calibrate済の画像の様子をみたいので、Processes -> all processes -> statisticsを起動して、下記の画像のStatistics画面のスクリーンショットを見せていただけませんか。
・Darkのマスター
・Darkの1枚
・撮影した画像
・Darkあり、Flat、BiasなしのCalibrateフォルダのしたの画像対象画像切り替えは一番上のドロップボックスでできます。
また短期的には下記の条件でWBPPを実行すると赤くはなると思います。
・Biasあり
・Flatあり
・DarkなしPixInsightのバージョンアップは、いったんこの問題が解決するまでは実行しない方が良いと思います。環境を変えてしまうと問題の切り分けができなくなるといけないからです。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターありがとうございます。終わった時点でMasterファイルとともに、合成前のSubframeも貼り付けてくださいますか。下記2種類です。
・元データ
・calibratedフォルダのデータcalibratedフォルダデータは、下記の全パターンがあると嬉しいです
・Biasなし、Dark Optimizedなし
・上記に加えてFlatなしよろしくお願いします。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
ありがとうございます。
次に上記に加えてFlatなしで試してくださいますか。丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
ぜひ結果を教えてください。
Cloudy Nightsは興味深いですね。ただこの画像は背景も含めてデータがすべて緑が強くなっています。これはRGBのレベルの違いなので、カラーキャリブレーションをすれば治りそうです。私もカラーカメラでは最初に全体が緑になることが多いです。
田中さんのは背景は黒くて星雲だけが緑なので、ちょっと不思議な現象です。
また私の緑色はちょっと記憶にないですが、おそらく「緑のかぶりがある」くらいの現象で、星雲自体が緑になるのは経験したことがないです。
私が検索してみた中で少し現象が近いのはこちらです。
https://stargazerslounge.com/topic/391829-l-extreme-first-light-does-this-look-right/
このかたはFlatが問題だったようですもう少し調べたいと思います
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター田中さん
ご質問をありがとうございます。最初みたときベイヤーパターンの誤りかと思ったのですが、RGGBで正しく設定されていますね。ASI294MC ProはRGGBで間違いないです。
問題を切り分けるために少し実験的にやりたいのですがよろしいでしょうか。WBPPを実行すると5時間かかるとのことなので、画像は40枚全部ではなくて、5枚程度でも結構です。
下記の条件でWBPPを再実行くださいますか。
・Biasは使わない
・右にあるOptimize Master Darkオフにするまたmasterフォルダ以外を削除するのは問題ありません。これらのファイルはWBPPを再実行するときに再利用してくれるので、2回目のWBPPが速くなる、というメリットがあります。私は画像処理中は残しておき、完成したら撮影したオリジナル画像とmasterを残し、それ以外を削除しています。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター水っちさん
良かったです!
また質問などあれば遠慮なくご連絡ください。丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター水っちさん
別途お送りいただいたログファイルと、マスターファイルをみて原因がおそらくわかりました。おそらく「BiasとFlatのISO値が異なるため」です。
ライトと同じくBias, Dark, FlatのISOを3200に統一して撮影しなおすと、うまくいくと思います。◾️そう考えた理由
・ログファイルをみるとFlatはBiasを使ってキャリブレーションしています。このときBiasのISOが1600
FlatのISOが100となっているため、問題を引き起こしたようです。実際、キャリブレーションしたFlatファイルをみてみると、データの値が全てのピクセルで同じ値になっていました。
BiasマスターとFlatファイルを見てみると、Biasのデータの最小値よりFlatのデータの最小値の方が小さくなっています。そのためFlatからBiasを引き算したとき、値がマイナスになってしまいます。これが原因でFlatのキャリブレーションが正しくできないようでした
CR2のときはうまくいったのは、CR2とCR3でカメラの内部のオフセット処理などが変わるためのように思います。
ちょっと面倒ですが試していただけますか。
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターlogを拝見しました。
日本語が直接の理由ではなかったようです。Flatを使ったCalibrationで次のエラーが出ています。
Error: Zero or insignificant scaling factor for flat frame channel 0. (empty or marginal master flat frame data?)
Flat masterに問題があるようです。エラーをそのまま読むと十分なシグナルがないようなエラーになっています。Flatの露光は何秒くらいされていますか?またFlatはどのように取得されましたか?
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスター水っちさん
ログファイルを拝見しました。
Lightフレームが “E:/ステラショット/NGC6960/”という日本語のフォルダに入っています。こちらをすべて英語のフォルダにして、再度実行してみてくださいますか。
丹羽
Masahiko Niwa/丹羽雅彦キーマスターメールをお送りしました!
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