地味天に参加しました。

天リフ初のイベント「地味天」に参加しました。露光時間の長時間化(私も加勢してしまっています・・・)や、インスタ映えするモリモリの星景写真などに対抗して、地味目でも良い写真があるんだよ、という企画です。

私は昨年に撮影した「新宿・歌舞伎町のアンドロメダ」でライトスカイ部門にエントリーしました。

新宿・歌舞伎町のアンドロメダ

結果は惜しくも次点。いや〜惜しい。いつだってマジな私ですから、地味天だって悔しいです😅。

ライトスカイ部門の一位の作品は、かずーさんの「ルビーサファイアエメラルド」でした。

これは脱帽ですね。私も感動しました。カルフォルニア星雲の赤とすばるの青、さらにはウィルタネン彗星の緑が横一線に並び、縦に流星が切り込んででいる。自分でも投票していたら「ルビーサファイアエメラルド」に入れたと思います。

なぜこんなに派手な構図の写真が地味かというと、JPEGで撮影してしまったため。画像処理がそんなにできないんですね。6秒固定の一枚撮りです。以前に「ハッブル宇宙望遠鏡の写真にどう対抗するか」とネットで話題になりましたが、この写真はその答えのひとつに感じました。すごく高精細な写真でなくとも、人を感動させる一枚になります。

私が選ぶグランプリはgotodebuさんの「そらのめぐりのめあて」です。

日周運動の軌跡がモールス符号になっている!という、とてつもないアイデアの作品です。こりゃすごい!作成するための手間も地味な努力が必要そうです。

一瞬なんのことかわからないけど、よく見たらすごい、という点が地味天にぴったり。実際、この作品をツィートしたらいいねが6件だけだったそうです。だって言ってくれないとわかんないもん。

今回、自分が参加するライトスカイ部門以外で投票に参加しました。「映えてたまるか」とあるものの、やっぱり一番感動した作品に票を投じました。一番映えない写真に票を入れるわけではなかったです。とすると、この大会を発展させていくには、今回の「天の川のない星空部門」のように一定の制約の中でエントリーする、というのも面白いんじゃないかと思います。

  • 合計3万円以内の機材で撮影
  • 天体写真で一枚どり限定
  • 総露光時間が1分以内

などなど、いろいろできそうです。第二回の地味天をたのしみにしています

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