つれづれに

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モネが好き 〜 天体写真と絵画の関係

私が天体写真の、とくに星雲の写真を画像処理するときは、けっこう絵画の影響を受けています。星雲も印象派の絵画も、反射する光の変わりゆく様が命。天体写真は、写真ですがカラーバランスにはある程度の調整余地がありますし、構図も大切。「絵画を参考にしたって良いじゃないか!」って私は思っています。
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質問コーナーできました!

ブログを開始してから嬉しいことに、天体撮影な関する質問をいただくようになりました。その一方で、初歩的なところで困っている方もいらっしゃるはず。そこで質問コーナーを開設しました。私の代わりに回答してくださるのも嬉しいです。最初は誰もが初心者。お気軽にご質問ください。
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夢のお告げ!? 〜 天文ガイド2022年3月号に掲載されました

昨年末に仕上げた「NGC 6744と広がるIFN」が天文ガイド2022年3月号の一般の部に掲載されました。この作品のポイントは、我々の住む天の川銀河にそっくりという中央のNGC 6744に加えて、まわりに広がるIFN(Integrated Flux Nebra)という分子雲です。
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きみは、かに座をみたか?

突然ですが、かに座をちゃんとみたことはありますか?私はこれまで、かに座のいびつな四角形は何度も目にしていましたが、足の部分を含めた全体像を見ていませんでした。昨夜の遠征で初めて全貌を目の当たりにしました。これやばいです。めっちゃ格好いい。
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天文ライフ 2021年のハイライト

天文ライフ2年目となった今年。昨年に負けずいろいろ楽しい一年になりました。セルフピックアップ方式で、1年を振り返ってみたいと思います。 1月 たのしい天体観測が月間1万PVに 昨年4月に誕生した「たのしい天体観測」。書くことが好きな私にとっ...
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星沼会、いっぱい出ました!

2021年8月の福島遠征を機に発足した星沼会。次回、遠征で集合できることを心待ちにしながら、普段は画像処理や機器のメンテなどを議論しています。天文ガイドや星ナビが発売される2021年11月5日。嬉しいことがたくさんありました。
銀河

新宿・歌舞伎町のアンドロメダ

「夜空のあるところ、星を見上げる」私たち天文民に染み付いた習性です。いつもは少しでも暗いところを求めて何時間の運転も厭わない。そんな私が次に観測地に選んだのは、そう、おそらく日本で最も明るい夜空を持つ街、新宿です
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なぜ緑色の星は存在しないのか?

これまで宇宙好きを自認しながら、天体写真を始めるまで「緑色の星が存在しない」とは知りませんでした。PixInsightのPCCの動作原理を調べているうちに、「なぜ緑色の星が存在しないのか」に気がつきました!私としてはとっても感動したので、記事にしておきます〜。
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ポータブル赤道儀で宇宙を感じる 〜 SWAT-350の楽しみ方

私は一軸で手動導入のポータブル赤道儀SWAT-350を使っています。一方、チリでは二軸の自動導入EM-200。マニュアル操作とフルオート、対照的な二つの機器を使うことで、双方の良さが際立ってきました。今回は、マニュアル操作のポータブル赤道儀の楽しみについて触れてみます。
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(ニュースリリース) たのしい天体観測。YouTubeへ進出

たのしい天体観測はYouTube事業を開始したことをご報告します。関係者の皆様にあたっては、温かく見守っていただけると幸いです・・・というほどのものでもなく、おっかなびっくりスタートしてみました。いまは撮ったビデオに後から音声と字幕を入れるだけのシンプルな動画です。