Masahiko Niwa/丹羽雅彦

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  • 返信先: 「露光対決! 300秒 vs 600秒」について #6879
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
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    リードノイズはDarkを引いても逆に加算されてしまうのです。

    私は長焦点の鏡筒を使ったことはなく広角で明るめの光学系なのですが、焦点距離の長いF12くらいになると暗くなるのでリードノイズの影響を受けて一コマずつの露光時間が必要になるのかもしれないですね。

    色の出方は総露光時間との相関があることは実感しています。光学系によっては一コマの時間も関係しそうです。

    ちなみにRGBごとの差分が大きいほど、色が濃くなるのでSN比が高い画像ほど色が濃く、SN比が低いとグレーになって行きます。

    もし今後の撮影で新しいことがお分かりになりましたら、お教えください!

    返信先: 「露光対決! 300秒 vs 600秒」について #6859
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    盛り上げてくださってありがとうございます〜。

    可能性としてはリードノイズの存在があります。

    ショットノイズなど多くのノイズは枚数および時間によって√Nで増えていきます。Nは総露光量です。しかし輝度はN 倍にふえるので、輝度をそろえると1/√Nにノイズは減ります。これが総露光量が同じならノイズレベルは一緒ということです。

    一方でリードノイズは露光時間に関係なく一定です。リードノイズとは読み出し時のばらつきにより発生するノイズのため、露光時間が多くても少なくても、一定量になります。

    そうすると総露光量が同じでも30秒の方が読み出し回数が多い分、リードノイズを多く含むことになります。たとえば30秒100枚と600秒5枚では、スタックして輝度をそろえると30秒の方が√20だけリードノイズを余分に含みます。

    300秒、600秒の検証ではバックグラウンドに対するリードノイズは1-2%でしたのでほとんど影響ありませんでしたが、30秒と600秒のように大きく変わってくると、センサーによってはリードノイズの影響が出てくるのかと思います。

    返信先: Biasフレームとゲインの関係性 #6844
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    DoiMaachさん、

    Calibrationのフローは私もよく混乱します。ややこしいですよね。ちなみに露光時間が異なりOptimize Darkのオプションをつけたときは、Biasが必要になるのでお気をつけください。

    「画像処理用PCのスペックなどについて」のトピックスの件、ご連絡ありがとうございます。表示しました。昨日から一部表示されないスレッドがある不具合に困っていたのですが、理由がわかった気がします。早めに修正しておきます!

    返信先: 画像処理用PCのスペックなどについて #6839
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    DoiMaachさん
    ご丁寧にありがとうございます。私がWindowsマシンに詳しくないので、大変助かります!

    返信先: Biasフレームとゲインの関係性 #6836
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    DoiMaachさん、
    質問コーナーを活用してくださって嬉しいです。ありがとうございます。

    Light, Dark, Flat, Biasはすべてゲインは揃える必要があります。回路の読み込み時に発生するリードノイズは全てのファイルに含まれます。このリードノイズはゲインによって変化します。ZWOのホームページからリードノイズとゲインの関係のグラフを転載します。

    https://astronomy-imaging-camera.com/product/asi294mm-pro

    ここにあるように、横軸のゲインによって縦軸のリードノイズの値が異なります。そのため、ゲインが異なると正しく、バイアスが引けなくなります。

    ところで私は最近はバイアスを使用していません。WBPPダークとライトの露光時間が一致した場合はバイアスを使用しないようになっています(以前はバイアス使用していましたが、WBPP2.1か2.2で変わったように思います)。ダークとライトの露光量が一致した場合はライトからダークがそのまま引かれます。このときダークとライトの両方にバイアスが含まれているため、ライトからダークを引くと、自然にバイアスも引かれるためです。フラットも同様です。

    これはWBPPの画面ですが、Biasを登録していますが、ライトでBaisがXとなって使用していないことがわかります。

    ダイアグラムを見ても、バイアスは使われていません。

    これはライトとダークがともに300秒の露光で一致していて、そのまま引き算するのでバイアスも一緒に引かれるためです。

    追加質問があればお気軽にご連絡ください。それから新しい質問も大歓迎です!私も勉強になります!!

    返信先: 画像処理用PCのスペックなどについて #6833
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    もう一人の星沼会の友人からもコメントがありました。

    静止画の画像処理ならば、CPU>メモリ>>GPUの順にお金をかけるのが良いそうです。動画処理をするならばある程度良いGPUが必要ですが、静止画であればそうでもないとのこと。その方は3700X+48GB RAM+GTX1050Tiという構成で、静止画の画像処理は無理なくできているとのこと。

    これから最新のCPUの機種を買われるのであれば、CPUは最新世代のi7以上かAMDなら5700以上、RAMは最低でも32 GB、可能であれば64 GBほしいそうです。32GBと64GBでは速度がかなり変わるようです。

    返信先: 画像処理用PCのスペックなどについて #6831
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    PixInsightでいうとやはりStarNetが重い処理なので、StarNetが動く環境について星沼会のメンバーに聞いてみました。

    StarNetのv1ですとGeForce系があるとよいそうです。Quadroである必要はないとのこと。StarNet v2であればCPU処理だけで十分で非力な8700Tでも快適だそうです。

    また他のメンバーはStarNetをGPUで動作させておらず、i7 10700kのメモリ32gbでもかなり快適とのことです。

    追加質問があれば、お気軽にください。また聞きますね。

    返信先: 画像処理用PCのスペックなどについて #6830
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    PixInsightでいうとやはりStarNetが重い処理なので、StarNetが動く環境について星沼会のメンバーに聞いてみました。

    StarNetのv1ですとGeForce系があるとよいそうです。Quadroである必要はないとのこと。StarNet v2であればCPU処理だけで十分で非力な8700Tでも快適だそうです。

    また他のメンバーはStarNetをGPUで動作させておらず、i7 10700kのメモリ32gbでもかなり快適とのことです。

    追加質問があれば、お気軽にください。また聞きますね。

    返信先: 画像処理用PCのスペックなどについて #6829
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    寿老人さん こんばんは。

    私はMacをつかっていてWindowsに疎いので星沼会のメンバーに聞いてみますね!少しお待ちください。

    返信先: HDRcompositionの失敗について #6821
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    dobsonさん、こんにちは。

    まず確認したいことがあります。2s, 0,6sの画像を拡大したときにトラペジウムは写っているでしょうか。ブログのせた下記の私の画像で言うと10秒、5秒の画像ではトラペジウムが写っています。これはリニアな画像でSTFをオフにして確認しました。貼っていただいた画像より拡大してトラペジウム部分を貼っていただけるとわかりやすいかと思います。

    「まずABE/DBEなどにより前処理を実施済の露出の異なる画像を用意します。」はHTでストレッチするまえのリニアな段階です。ちょっとわかりにくかったですね。ブログに追記しておきました。

    返信先: ツールバーのおすすめ設定 #6807
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
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    Workplaceと書いちゃってました。Workspaceですね。
    私は下記でWorkspaceを分けて使っています。

    • オリジナルの画像が置いてあるスペース
    • リニアコーナー
    • ノンリニアコーナー
    • 各種実験 コーナー
    返信先: プロセスフローの作成について #6806
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
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    今回のプロセスですとMasked Stretchも使いやすいと思います。お試しください!

    ABEの間違いは気づきませんでした。人間の目は補完するのですねww

    返信先: プロセスフローの作成について #6800
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    DoiMaachさん、こんにちは。

    プロセスの一括処理は、Process Containerを使うと可能です。私もマスク用にMTで星を太らせConvolutionで滲ませる処理を一括処理しています。

    Process Containerは一つの画面に対して処理します。
    挙げられた例ではDebayerはファイル入出力があるので残念ながらできません。またSTF->HTはデータのやり取りがあるのでできませんが、STF->HTの代わりにAuto Histogramを使えば似たようなことができます。

    各プロセスの▲マークをProcess Containerにドロップしていきます。ABEの例では新しい画面が開かないように、Replace target imageにチェックしてください。

    次にSTF->HTの代わりにAuto Histogramを登録します。そのときShadow Clippingでシャドウ切る量の設定、Target Median Valueで中央値をどれくらいにするかの設定します。

    できあがったProcess Containerの▲マークを画像にドロップすると処理が実行されます。作成したプロセスは▲マークをデスクトップにドロップすることで、デスクトップに置いておくと便利です

    解決しなかったら、追加質問をくださいね!

    返信先: ツールバーのおすすめ設定 #6789
    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    おお!初質問 (自分で入れたサクラを除く)

    やさしいなあ。ありがとうございます。

    私がヘビーに使っているToolbarは下記です!とくによく使うボタンをハイライトしました。

     

     

     

    とくにマスク関連やWorkplaceは使っていない人もいそうですが、とても便利です。

    Masahiko Niwa/丹羽雅彦
    キーマスター

    良かったです。タブへのドロップはヘビロテでめっちゃ使います!

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